ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

トルコドラマ版「マザー」(原題ANNE) 23〜27話 感想

話が予想外の方向に行き始めました。あと60話〜!

 

シューレとジェンギスは働き出したクラブのオーナーから子連れで来ることに加えて、メレクへの虐待の件を捜査していた刑事が来店し、怒りを買ってしまいます。他の客が帰ってしまいその日の売上分20万リラ(250万円程度)を払えと脅されたジェンギスは焦ります。友人に代わりゼイネプとやりとりしていた彼は、メレクを使ってゼイネプに払わせようとしますが、金が無いから他の土地へ移るという口実でゼイネプを揺さぶる訳です。ゼイネプとしてはメレクに会えなくなる事態は避けたいので、何とかお金を工面しようとします。ジャヒデ母さんには断られ、アリからも反対されるも諦めません。そしてドゥルの発案で、父親から譲り受けた三姉妹名義の別荘を売ることにします。って当日に買い手がつく訳ないやろとツッコミつつも、翌朝には現金を用意したゼイネプでしたが、ジェンギスが待ち合わせ場所に来ない。連絡も取れない。ゼイネプはギョニュルがシューレの勤め先を突き止めたと知り、住所を調べてくれと頼みに行きます。ギョニュルのことは許してないし、ギョニュルはギョニュルで本当のことをなかなか言ってくれないのでこのぎこちない会話を見ている側としては非常に歯がゆいです。

 

そしてジェンギス達の家に着いたゼイネプが見たのは血だらけで倒れている大人三人でした。メレクはキッチンのテーブルに隠れて無事でした。ゼイネプはメレクを保護します。

 

シューレは撃たれたものの軽症、ジェンギス重症、友人ルハトは死亡しました。犯人たちはオーナーの子分らです。私は出来た人間ではないんで、ジェンギスお前生きとるんかい〜!となってしまう。拳銃で2発も食らってたやないかい。え?ジェンギス(今後どうなるか知らんけど)助かって良かったってなるか?シューレのジェンギスに対する感情がどうしても不可解で。子供を虐待し、自分にも暴力振るクズヒモ男が死んだかもしれないと聞かされて、ホッとしてこれで逃げれる…って自分なら思う気がするのですが、シューレはジェンギスを思い涙を流し、彼から離れないと誓うのです。そんなに奴に対して情があったのか?というよりも、彼女の孤独を埋めるのが残念ながらメレクではなくジェンギスなのだと思います。シューレが「助けて」と他の誰かに言えれば何かが変わったのかもしれませんが。

 

ジェンギス達が襲われた頃、ギョニュルの店には姑が襲来しました。姑はなぜ息子を殺した?と問い詰めてきて、なんと店にずっと居座り続けます。ギョニュルは姑を気づかって声をかけますが飲まず食わずでずっと椅子に座ったまま。姑の話ではギョニュルの夫はとても優しい子だったとか。この姑はギョニュルが真相を話したところで信じなさそう。隣のお節介な優しい爺が店に来たときの二人の関係を勘ぐるようなゲスい顔が最悪でした。

 

ギョニュルの事件は一体いつになったら明かされるのか…私はジャヒデ母さんは事情知らないと思っていましたが、知ってて更にギョニュルに24年間送金していたことが判明し、ジャヒデがあそこまでギョニュルに対して高圧的な態度にでるのかが腑に落ちないです。ゼイネプは自分は売られたのだと勘違いするしで拗れに拗れてます。

 

メレクは事件後から大きな音に怯えるようになり、ゼイネプはもうシューレの元へは行かせないと決意します。メレクと海外に逃げようと考え、事情を全てギョニュルに話すのですが、ギョニュルが偽造パスポートを用意すると言った時のこのおばさん何者なの!?というゼイネプの表情よ。。つっこんで!そこ!と言いたい。メレクはギョニュルに超懐いているし、ゼイネプは割り切ってギョニュルと付き合うようになってますが…。

 

次週は発砲事件の捜査にゼイネプが浮上で大ピンチな週になりそうです。