ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

トルコドラマ版「マザー」(原題ANNE) 78〜82話 感想

 

私はジェンギズが刑務所に入る顛末なんて望んでなくて、何かの力でサバンナに突然放り出されてゾウに踏まれた上に餓死してチーターに食われて欲しいと思ってます。

 

シナンの葬式に始まり、ドン底に落ちたゼイネプらにまた悲劇が襲う週でした。ゼイネプは頭に十円ハゲが5こぐらい出来ているに違いない。今更だけど、ハゲに気づいたメレクがさり気なく自分の帽子をゼイネプにあげる1話の場面、よかったなあと思い出します。

 

シナンの葬式に来たシューレはメレクを引き渡す代わりにジェンギズを告訴しないで欲しいと頼みます。そしてハサンと離れたくないメレクの願いもあり、ジェンギズ夫婦がゼイネプ達の近所に住むことになります……豪邸を用意し金はもちろんジャヒデが出しすことに。反対するガムゼに、ジャヒデ、ドゥル、ギョニュルはゼイネプの選択を見守る姿勢でしたが、ジャヒデがメレクに遺産を残すと宣言したことでまた揉め事が。ジェンギズが無断でジャヒデ家に侵入しガムゼがブチ切れて銃を持ち出したり…。心労が重なったジャヒデは病院で検査を受けようとしていた矢先に亡くなってしまいます。泣き崩れる姉妹に、シューレも悲しみます。ジェンギズはおばさん死んでラッキー、メレクの遺産が入る♪とルンルンでドン引くシューレ。そして追い打ちをかけるようにジェンギズの裏切りが判明します。シューレの元夫(メレクの父)の家族がシューレの為に大金を用意していたのにジェンギズが勝手に使っていたことが判明します。ジェンギズはよ死んでくれ。

 

シューレはこれが決定打となり、正式にメレクを養子に出すとゼイネプに伝えます。こう、なんか良い方向に進みそうで悪化するのがルーティンみたいになってきてしまっている本ドラマ。結局、養子の手続きに不備がありジェンギズに連れ戻されたメレク。また暴力を振るわれそうになり、シューレに泣いて訴えるのでした。

 

どうしても忘れられない(これまでの虐待のこと)

おじさんに死んでほしい

 

もう、この場面辛すぎました。シューレは子供連れて逃げるもジェンギズに説得され連れ戻されます。逃れられない。ゼイネプもメレクだけでなくシューレも救おうと、一緒にジェンギズと闘おうとシューレを説得し、シューレもそれを受け入れたように思えたのに、とにかくすぐブレる。とりあえず言い返さないと気が済まない性格なんとかならんのか。 何回同じようなやり取りするんじゃ。

 

そして、ついにギョニュルが刑務所に入る発端となった火事による夫殺人事件の真相が明かされました。ゼイネプは自分が火をつけ父を殺したことを知り、ギョニュルが自分を庇っていたことを知ります。なんかこの場面、自分だったらショックすぎて寝込むと思うのですが、ゼイネプはギョニュルにわたし、幸せよと伝え、涙します(多分、ギョニュルの愛情の深さを実感しての幸せよ、だと思いますがピンと来ませんでした)この真相、ゼイネプばあちゃん知らないままでいいんだろうか。ていうか、このギョニュルパートをこんなサラッとじゃなくてもっとじっくりやってほしかったです私は。あの拉致事件に5話も使ったの納得いかない。

 

 

82話でタヒルの遺体が発見され、ジェンギズが容疑者として浮上。ギョニュルはジェンギズを拉致し、子供らの親権を放棄する書類に強引にサインさせますが、これが上手いこといくのか。あと3話しかないので上手くいくはず。とりあえずジェンギズは刑務所じゃなくてこの世から消えてくれることを祈りながら見ようと思います。