ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

韓国ドラマ面白すぎる その①「愛の不時着」&「梨泰院クラス」感想

世間の様子を見ると誰もが見ているはずなのに私の周りでは誰一人見てないどころか存在も知られていない「愛の不時着」と「梨泰院クラス」の感想です。このニ作以外にも手を広げているところですが、韓国ドラマのバラエティに富んだラインナップとクオリティの高さには唸ってしまいます。最近日本のドラマから遠ざかってて、極稀に面白いと思う作品もありますが、なんかチープだな…となってしまい脱落する作品がかなり多い。人生で2度目の韓ドラブームがいつまで続くか分かりませんが、忘れないうちに感想残したいと思います。

 

「愛の不時着」

周りに布教しようと、韓国の財閥令嬢がパラグライダーで北朝鮮に不時着して軍人と恋に落ちる話というあらすじを説明すると、ハ?なにそのふざけた話(失笑)という反応が返ってきた(3人中3人)のですが、本当に面白かったです。

体感的にコメディ60%、シリアス20%、サスペンス20%てな具合でこのバランスが非常に見やすくて好きでした。ヒロイン・セリのあっけらかんとした明るさ、優しさ、そして終始チラつく影が魅力。後半の韓国編はファッションも注目して見てました。軍人役ジョンヒョクはこんなん皆好きになるわ…としか。寡黙でなかなか表情が崩れない男がどんどん感情を表していく様に釘付けになりました。

北朝鮮の描写は、いや実際はもっとひどいやろと思わなくもなかったですが興味深く見てました。ジョンヒョクの部下のチームがまた良くて。そのうちの一人が韓ドラオタクでドラマあるあるにツッコミながらもそれを取り入れて笑いに変えているのも楽しかったです。

難点はやはり1話分が長くて、軍の陰謀サスペンスや婚約者あたりの話に若干のダルさを感じ、この辺りもうちょいスッキリスリムアップしていた方が自分の好みだったかなというのはあります。しかし、トータルで面白いことには間違いない。最近恋愛ドラマは興味が大分薄れてましたが、現代版ロミオとジュリエットの恋の行方に久々にハラハラしながら見守ってました。

 

 

「梨泰院クラス」

歌番組ぼけーっと見てましたら某アイドルグループの子達が信念がなんたらかんたら〜とか歌っているのを聞いて、作詞を手掛けている○元○氏に、おい!軽率に信念とか歌詞にいれてんじゃねえ!!梨泰院クラスのパク・セロイを見たんか!?と説教したくなりました(意味の分からない暴言)。

「愛の不時着」のジョンヒョクといい、セロイといい、寡黙でブレない真っ直ぐな男が非常に新鮮で魅力的に映りました。父を殺した大企業の親子に復讐するという話がメインですが、そこにかなり面倒くさい恋愛も絡んでいます。刑務所にいた人、トランスジェンダーや黒人ハーフの人達など色んなバックグラウンドを持つメンバーが集結しているのも良かったです。

恋愛絡みの話だと1話から出てくるモデルみたいなスタイル顔立ちのスアがヒロインだと思っていたのですが、3話登場のイソが「イタズラなkiss」の琴子ばりのしつこさでジワジワ追い上げていきます。スアとセロイの10年にも及ぶもだもだが歯がゆかったですけど、年月が経つにつれ踏み込む足はどんどん重くなるもんだし、スアの気持ちも分からんでもなかったです。

あと本当にどうでもいいことなんですけど、韓国の人ってあんまりビール飲まないんだなと勉強になりました(なんだそれ)。

 

 

 

 

 

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