ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

2020年春夏ドラマ感想 「ダブルブッキング」が面白すぎた!!

最近タイに行ったり韓国に行ったり、中国SFの世界に飛び込もうとしている日々なのですが、一応日本のドラマも見ている暇人にも程がある暇人の感想残します。

「ダブルブッキング」はその辺の無難な「面白い」を超えたぶっちぎりの面白さ、というか単に私の好みのドラマでした。

 

★ダブルブッキング

ここ数ヶ月、いやこの二年ぐらいで二番目に面白かったかもしれない日本製ドラマです。(一番は「スカーレット」これは譲れん)一応脚本家さんチェックしてみたならば、「チャンネルはそのまま!」や「絶メシロード」を書いた森ハヤシさん。今後もチェックしたいと思わせる面白さでした。リモートドラマって画面がほぼ動かないから会話が面白いかどうかが全てだと思うんですけど、オンラインデートのダブルブッキングときた。千葉雄大さんが佐津川愛美さんと奈緒さんを二股にかける役なんですけど、千葉さんのマルチタスクっぷりがすごい。ネットで調べものしながら会話して(例え聞いてなくても!)チョンボもやらかすんですけどマジで声出して笑ってしまいました。このドラマの面白いところ、私も含めオチは多分予想した人結構いるんじゃないかと思うんですけど、さらにその先を行かれて最初見たとき置いてけぼりになっちゃいました。置いてけぼりにされたのに出た言葉が「めちゃめちゃ面白いじゃん」好き!三人とも芸達者だし、リモートドラマなんですけど、画面が動きまくるからいかにもなリモートぽさもなくて、最近の日本のドラママジで面白いのねえな(何様目線)って思ってた自分は嬉しくなっちゃいました。

 

スイッチ

坂元裕二さんが描く「ちゃんとしてない大人」「めちゃくちゃ子供っぽい会話繰り広げる大人たち」が好きなんですけど、これも思っていたのと違う方向に話が進んでいって良かったです。眞島さんと中村アンさんのことうわー自分とは縁がなさそうな人種だわって少々小馬鹿にして見てたら鈍器で後ろから殴られてしまいました。自分も十分つまんない人間なのに棚に上げて。人って本当に一面しか見えないよなあと。主役二人の学生時代の話もっと見たいなと思いました。

ちなみにNHKリモートドラマは広瀬姉妹の話が一番好きでした。

 

★M 愛すべき人がいて

久保田紗友ちゃんのマネージャーは仕事選んで下さい、話はそれからだ。この子一人だけまともな演技してて田中みな実はもはや妖怪と化している。

延期明けの4話から全てがどうでもよくなったドラマ。

 

MIU404

脚本が野木亜紀子さんなので勝手に期待爆上げして見てみたならば1話が個人的に思ったより面白くなくてショック受けました。あのおばあちゃんと孫のエピソードがめちゃくちゃ浮いてて主役二人を動かすためのただのコマで結局何だったんだよ、あのおばあちゃんは病院で色々検査受けた方がよいと思います。星野さんと綾野さんは二人ともまあまあ重そうな過去抱えているのがプンプン匂ってますが、アンナチュラル、けもなれと激重い過去抱える主人公が定番となってるのか、その方がウケるからかよく分からないですけども。。この二人のコンビがガチッとハマれば面白くなっていくんでしょうけど、1話はあんまりワクワクしませんでした。

 

未満警察 ミッドナイトランナー

リメイク元の韓国映画がとんでもなく面白かったので、一応ドラマ1話見てみたんですけど、大きな声を出して言いたいのは、

そもそもこれドラマは無理じゃね?

自由に外出がしづらい警察学校の学生がたまたま目撃した事件のために奔走するのは映画だから成り立つのであって、これドラマで毎回理由つけて外出して事件に遭遇させて解決させる気か?と。それは無理がありすぎます、金田一少年じゃあるまいし。一話完結でやるか知りませんけどそんなん繰り返したら退学なるよね…と視聴者全員が思ってしまう。

映画の邦題がミッドナイトランナーをメインに持ってきたの本当に素晴らしい程に原作の二人が夜中に走って走って走りまくるのです。赤の他人のために。

ドラマ、全然走ってないじゃん!

例の炎上している場面は私も引きましたし、製作陣の想像力の無さというか何も考えてないんだろうなというのが伝わってきました。いつも思うんですけど、こういうエンタメ作品で物議を醸す場面が出てきても俳優を生業としている人たちから意見が上がっているのを全然見かけない。その辺どうなのかなと思ったりもしますが、あと数話見てみようかと思います。いやそれにしても原作の映画はめちゃくちゃ面白くてツッコミどころもあるにはあるんですが、それを上回る面白さでとりあえず韓国映画を色々漁ってます。