ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

漫画「凪のお暇」6巻&ドラマ感想 

 

凪のお暇 6 (A.L.C. DX)

6巻の感想です。凪の脳内エンドロールに慎二の名前が無いの最高です。エキストラ扱いでいいから出したってくれ(笑)一応お暇中もかなり出演してたと思うぞ。

 

転職エージェントにお願いして求職活動始めた凪さん。エージェントがこれまた強烈なババアなんですけど、この漫画の好きなところ、ババアが容赦なく妖怪に描かれてるところです。

なんやかんやあり求職活動も焦らず進めると同時にスナックバイトに励む凪さん。あの、うららちゃんの達観した発言(師匠ですか?)や吉永老婆の人生は映画論もほーほーと思いながら読んでましたが(あたまの悪い感想)、この巻は凪の母がついに東京に襲来します。凪の母も田舎特有の地獄の環境を思えば同情しそうになるけど、やっぱり嫌いです、子供をコントロールしないでくれ。

 

凪と母の関係「おかしくない?」ってやっと突っ込んでくれる人出てきたなと思いましたが、スナックママのアドバイスで偽の彼氏役を桃園が務めることに。桃園は5巻登場の凪が超苦手な部類の人類として描かれてましたが、あ、あれ何かいいとこあんじゃんこいつ…何というか人の一面だけみてあーだこーだ言う奴らをぶん殴ってくる作品です。

あれードラマと違う展開で来るか!?とワクワクしてたらやっぱり慎二が。いや慎二が来るの分かるんですけど、桃園がきっちり代打でビシっとキメるのも見たかったと思うのは私だけでしょうか。

 

あ、またゴンのこと書いてない。まあいいや。

 

ざっくりドラマ感想

ドラマは、凪のお暇のようでそうでもない別作品だった印象でしたがこれはこれで楽しく視聴しておりました。高橋一生さん演じる慎二はかなり脚色されてたかな、と思います。漫画であんなに泣いてたっけ?と思いながら観てましたが、読み返したら結構泣いてたな(笑)。というか個人的に原作の慎二は実家以外は仮面かぶってる感があんまり感じられないところが魅力的で、過呼吸で倒れる気配が微塵も無さそうと思っているのですが。凪のことクソブスビッチ発言連発したり乳揉んだりするアホ過ぎる面が薄められてたなあ、と。市川さんといい感じになったときに凪のこともーーどうでもいいやーーってなる慎二(6巻)が好きなんですけども。

高橋さん演じる慎二、常に仮面で凪よりも見ていて息詰まる感が凄かったし、凪に未練タラタラ度もかなり高かったです。慎二の家族問題を掘り下げて(原作未登場の兄が出てきたの良かった)言い方悪いかもしれないですけど視聴者がより共感しやすい慎二…というか慎二というより高橋一生さんだったな、という印象です。あとぬか床のくだりで、原作で凪がつっぱり棒持参で慎二宅に突撃するの超良かったんですけどドラマはつっぱり棒無くなっててちょっと残念。

市川さん結構あっさりフェードアウト気味になってここも惜しいな〜思ったところで最後に足立さんをスナックに誘うシーンが来て、ここすごく良かったです。

凪が慎二もゴンも選ばずに新たな夢を見つけて再出発というエンドはもうこれしか考えられんよな、観る前から分かってた!!って感じですが、黒木華さん演じる凪は本当に応援したくなる人だったしみすずさんとうららちゃんとずっと一緒に暮せばいいのに、と思いました。

 

 

 7巻の感想

kansou-kumako.hatenablog.com