ドラマ「his〜恋するつもりなんてなかった〜」2話感想 恋に落ちるってこんな感じだ。
1話感想
いや面白い。
今期の覇権ドラマになりつつあります、私の中で。
なんなんだ、このドラマ。高校生の青春ドラマなのにアラサーより上の世代を狙い撃ちしているぞ…
クロムハーツ、ケータイ小説、mixi、と絶滅しつつある懐かしワードがわんさか出てきてああそうだった2006年の話だったこのドラマ。渚の彼女、めっちゃ浜崎あゆみ聴いてそうな当時のギャル過ぎて満点でした。渚がケータイ小説は小説と認めねえって言ってんのめちゃくちゃ良かったです。
とにかく渚役の倉悠貴くん、迅役の草川直弥くんの演技がスンバラシイです。演技だけでなくカメラワークや演出も良いから演技が更に自然にみえる、てな感じでしょうか。渚が迅と話している時だけ見せるフッと溢れる笑顔がスーパーウルトラ良いです。ああ、恋したんだねと言いたくなる顔。そして、終盤の迅が鍵取ってあげてるシーンで迅も笑顔になってるの、少しずつ渚のことなんだこいつ→素っ気ないけどいい奴、みたいな感じで気を許しつつあるのが伝わってきました。
2話で渚は付き合ってるギャルと別れ話するのに迅を連れていくのですが、ここは非常に高校生っぽいのに別れる時に言うセリフが結構大人びた印象でそのギャップがまた良い。渚の方から付き合ってと言ったのは意外と感じたのですが、これは女の子と付き合って(セックス)できるか確かめるために付き合ったって感じなのかな、と。
気になる人の背中、匂い、寝顔…と思わず見てる側が恥ずかしくなるんですけど恋に落ちていく心情を言葉でワチャワチャ語らずに魅せてくれるドラマってあんまり無いのでかなり新鮮です。あと音楽。劇伴もエンディング曲もドラマの世界観と超マッチしてます。音楽も物語を構成する一部と思って観ていますが、好みです。
このドラマはなるべく感想残していきたいと思います。