ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

2019年の好きだったドラマ感想

最近は1話が面白くなかったら容赦なく切るので大した本数見てないのですが、2019年に視聴した好きだったドラマの感想です。(地域発ドラマは除く)そして今気づいたのですが医療ものと刑事もののドラマは一つも完走できませんでした。

 

◆いだてん

視聴率が低いことしか世間的には話題になってなかった印象でしたが、私は物凄く勉強になったし楽しく視聴してました。いだてんトークショーも見に行ってしまったし。ちなみに私の周辺の年配層数人にいだてんの話ふってみたら皆軒並み「たけしの落語パートがよく分からなくて見なくなった」と同じことをぼやいていたので、こういう人たちが脱落したのが視聴率に顕著に出てしまったのかなと思ったり。オリンピックに人生を懸けたのは表に立つスポーツ選手だけではなく。裏でサポートしてた人、開催地の現地の人、海外選手のエピソードなど史実交えたドラマとして見応えありました。本当に面白かったです。

 

フルーツ宅配便&きのう何食べた?&死役所

テレビ東京深夜枠の漫画原作ということでまとめて感想書いちゃいますが、共通して持った印象は、ただただ淡々と描かれている、ということです。デリヘル嬢、ゲイ、死者の人たちに起こることは劇的なハプニングではなく(死役所はちょっとニュアンスが違いますが)、日常を描いたもので私はこれぐらいの平熱レベルのドラマの方が好みなので。なんでも過剰にやられると引く。

 

わたし、定時で帰ります。

このドラマはとにもかくにも吉高由里子さんがクセのない暑苦しくもないその辺にいるごく一般人のアラサーの主人公を好演していたのがすごく見やすかったです。仕事に関するあるあるや価値観も人それぞれ違うので、どちらがいいという描き方ではなく多様な考えがあるよね、と。現代らしいドラマだったのかもしれません。あと向井理さん演じる種田さんみたいな人私見たことないんですけど、種田さんの存在だけファンタジーでした。ユースケ・サンタマリアみたいなのは何人も見たことあるんですけど。

 

だから私は推しました

アイドル役の白石聖ちゃんは、またとんでもない美少女が出てきたな…と釘付けになりました。アラサーが推しに課金するドラマなんですけど、なんかこう心に穴が空いたタイミングにスポンと入ってきたのがたまたまアイドルだった、みたいな感じで大変面白かったです。地下アイドルの実態にも迫ってて興味深く視聴しておりました。

 

これは経費で落ちません!

お仕事ドラマなんですけど、完全にラブコメ目線で見てました。重岡大毅さんは今後出演作品多分チェックします。このドラマの影響で、映画「溺れるナイフ」鑑賞したのですが重岡さんが素晴らしすぎて更にファンになりました。

 

◆俺の話は長い

生田斗真さん筆頭に芸達者な俳優陣の会話劇が素晴らしくてどこからどうみても家族にしか見えなかったです。一番ぐっときたのは姉の小池栄子さんとの姉弟関係でした。満がずっとグレーのスエット着てたのもロッキーのトレーニングシーンに重なったし、あのパズルはたしかにスタッフの人大変そう…と思ったので番組最後のくだりは笑いました。久々に面白いホームドラマ見ました続編熱望してます。

 

G線上のあなたと私
原作未読。ほんの数年前まで也映子側だと思っていたのに自分の目線が完全に幸恵さんとシンクロして愕然としたドラマでした。知ってはいたけど自分の人生のステージが確実に次に進んでいたと突きつけられた(つまり老化)面白いドラマでした。最終話でグダグダ言ってる也映子に幸恵さんが、大切な人ならその先に行かなきゃ、みたいなこと言っててなあなあでゆるい関係も楽だけど、そんな状態はずっと続かないものだと思うので。私は幸恵さんみたいに悟りを開く境地にまだ至ってないので修行がまだまだ足りないんですけど、彼女の結婚観のようなものはめちゃくちゃ共感してました。松下由樹さんブラボー。ちなみに中川大志くんにはきゅんきゅんとかじゃなくていや若いわ…若いな!若いっていーな!!という感想しかなかったので、確実に老化は進んでる。