ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」にモヤモヤしたところがあったという感想
日本だって素晴らしいドラマがあります。。(超小声)
神様は腐女子。な〜るほど!!その視点は無かった!!
タイトルで敬遠している人も結構いそうなドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」、コメディなノリかと思いきやかなりリアル路線の話で主人公の純くん見てると非常に苦しいですがドラマとして面白いし色々考えてしまいます。これが今の日本の現状なのかなと思います。「おっさんずラブ」や「きのう何食べた?」もゲイの悩みや葛藤も挟まれていますが、それがメインテーマにはなっておらず、ニヤニヤ出来る幸せな世界観が魅力と思ってて。というかシロさんの高校時代も純みたいな感じだったんだろうなという目線でも観ていました。
まず、主人公の金子大地くんの演技はおっさんずラブのマロ役との振り幅が激しすぎて目眩起こすレベルです。腐女子の三浦さん役の藤野涼子ちゃんも等身大の高校生らしいハツラツとした演技がとっても良かったです。
どうして自分みたいな人間が生まれるのかな、とこぼす純に、そんなことを思わせてしまう今の世の中に色んな思いがぐるぐる回ってしまいました。。いわゆるマイノリティとされる人が身の周りにいると関わる側も、正直同じこと思ったりします。そりゃどんな人でもありのままに生活できる寛容な世の中だったらこんなこと思わないです。
苦しい〜しんどいドラマだと思いながらも、カミングアウトという行為も、そりゃ言いたくない人が圧倒的多数だと思いますが、言うか言わないかということじゃなくて、言いたい人は言って言いたくない人は言わなくてもいい。個人の考えが尊重されるということが大事だよな…ってこれ別にLGBTだけの話じゃないとも思ったりするなど、ドラマの内容は非常に好印象でもっと広まればな、と思いました。
だが、しかーし。
第7話の三浦さんが全校生徒の前で大告白かますというのが、どうしても受け付けませんでした。三浦さんに対してというより、制作側はなんで三浦さんにこれやらせたんだよ!?と。私は原作未読ですが、原作にもあるから、という理由でぶち込んだならなんだかなあ〜〜
私は青春学園ものでありがちな全校生徒の前でやらかす(大体は好きです告白パターン)というあるある場面が大っ嫌いな人間なのですけども、今回は、三浦さんが自分が腐女子であることを告白した時点で終わっていたらここまで不快な気分にはならなかったです。だって自分のことだから。勝手に叫べば?問題はその後。名前は出さなくても誰と付き合っていたか丸わかりの状態で、「ゲイでした。」「セックスできませんでした。」…ってお前がアウティングすんなや!!いやもうなんなわけ?こんなん全校生徒の前で言われたら私だったら三浦さんを末代まで呪います。最後は「キスして」
…って意味が分からないここは日本です!!カンカンカーン!!!!
6話まで本当に見応えあるドラマだったのに、一気に萎えたし最終回観るの止めようかとも思いました。まあ見届けましたけども。三浦さんが細胞の突然変異起こしたとしか思えないレベルの凶行、6話までの三浦さんと全然結びつかないです。
あの体育館は現代社会の縮図とかメタ的な意味で三浦さんに叫ばせた、とかそういう意味?
いや知らんがな。叫ばなくても視聴者には伝わるが!?既にゲイバレしてるからと言って他人が言っていいことではないし、「彼氏とセックスできませんでした。」ってそんなこと誰も聞きとうないし誰がどう考えても配慮が必要な発言。だからといってこの表現がムカつくからやめろ!も違うんですが、ただ私はドン引いたという感想を持ったというだけです。まあ翌日には別にどうでもいいや、ってなったんですけども。
ほんと、このシーン以外は素晴らしいドラマでした。
で。
唐突ですが最近観てみた2018年公開のアメリカ映画「LOVE,サイモン 17歳の告白」もゲイの高校生が主人公なのですが、非常によく出来た青春映画でして。腐女子、うっかり〜と共通する部分が結構あったので、感想残したいと思います。
本作品の主人公サイモンも、
・ゲイであることをアウティングされる。
・そのことで同級生からからかわれる。
・オンラインでのみ交流する本名を知らないゲイの友人には本音が言える。
・友人の女の子から告白される。
・友人や家族との関係も良い。
でも純とサイモンの違うところは、サイモンはゲイであること自体はそんなに悩んでいないというか既に受け入れています。ただ、友人や家族にはなかなか言えずにいることに悶々とする毎日。学校内に隠れゲイがいることを知り掲示板経由で接触を図り、メールのやり取りをするようになりその彼の人柄に惹かれていく…てな感じです。純とファーレンハイトもオンラインのみで繋がった関係でした。
周りの友人たちの恋愛に頭を突っ込む羽目になったサイモン。そのせいで関係が拗れていき、しまいにはアウティング事件に繋がります。
サイモンはアウティング事件前に転校生の友人一人だけには自分からカムアウトしてて。後になんで(ゲイであること)言ってくれなかったの?と幼馴染に詰められ、付き合いが長いから言えなかった、と答えるのですが、付き合いが浅い人の方が言えてしまうとか顔が見えない人の方が本音が出てしまう…という心理はよく分かるので、ゲイとか抜きに、ああ、そうかもと思わされる描写が良かったです。
そもそも、わざわざゲイっていう必要あんのかい異性愛者はいちいちカミングアウトしないだろーが!というサイモンの自問するくだり、妄想入ってコメディシーンになってて面白かったですが、真剣に考えると積極的に言いたくない人でも、場合によっては言わないことで周りを傷つけてしまうこともあると思うので…これは本当に難しい。
家族に関しても、純とサイモンの母も、もしかしたら何か抱えてるのかな?と思っていたけども踏み込んでいいか分からなかったという感じで、知ってからも真っ向から否定はしないけど戸惑いが見えるという演技が素晴らしかったです。純の母はちょっと無自覚の偏見を滲ませていましたが、二人の母は見ていて本当に世の中こうあってほしいと思った優しい家族だったので学校サイドの話が辛い場面があった分、救いでした。
というか「LOVE,サイモン」も…最後、学校の皆から見守られながら告白の返事を待つというシーンがあって。日本の作品だったらイラついたと思いますが、アメリカという海の外の話と思えばフーンで済むしなんならアメリカ人派手なこと好きだしな(超大雑把な偏見)、で気にならないのですがこれはしょうがないです…。だって私日本人だから日本の作品観るとどうしても厳しい目で観てしまうのです。
映画「ウインド・リバー」感想 どん底にいるのはお前のせいと言い切れるのか。
少女ばかりが殺される土地
キャッチコピーだけでレイプ殺人を想像しましたが…後々見えてくる先住民保留地の現実が重くのしかかる映画でした。自然環境が非常に厳しい、主人公コリーの息子がまだ幼いながらも銃を持つことが日常化している(単にハンターの息子だから?)、そういう土地なんですよ、と序盤に頭に叩き込まれ、少女が死体で発見されてからのサスペンス展開、迫力ある銃撃戦も見応えあって2時間以内という集中しやすい長さも良かったです。(最近の映画長すぎるの多いんだよな…)
コリーが被害者の少女の兄(グレて家出中)に"大学や軍じゃなく、この生き方を選んだ。お前の選択だ"みたいなこと言ってて、キッツいセリフだなあと。そして先住民ではないコナーに言わせるところが効いてます。ネイティブアメリカン達は植民者達に追いやられ辺境の厳しい地に強制移住させられた。産業が無いから職もない、娯楽もない、何の希望も見出せない中で犯罪に走る人が増えそれが当たり前の状態になっていく…
兄の言った
"怒りが込み上げて世界が敵に見える"
この怒りが力のない少女達に向けられるという現実。真相調べようにも警察の手が圧倒的に足りなく現地の自治にある程度任されているという部分も興味深かったです。そして大して調べられずに忘れられていく事件が山ほどあるということ。というか死体が見つかった場合はまだいい方で、あの雪山で埋もれて発見されていないただの失踪者とされている人も大勢いるんだろうなと伺えます。
この現状をフェアじゃない世界だけどどん底にいるのはお前個人のせいと言い切っていいのか?という。犯人達のやったことはクソという言葉では足りないぐらいのクソであることは大前提ですが。あの兄貴がそのまま妹を殺した奴らと同じ道に進むのか、脱出できるのか、その道はどこで別れるのかにしても行政、国は助けてくれないという現実が重すぎます。
被害者のナタリーの恋人マットは悪いやつではなかったっぽいですけど、どう見てもアラフォーぐらいのおっさんが18、9?歳の子と付き合っている図もなかなかキモいなと。ああいう環境にいたら大人の男性に惹かれてしまうのもしょうがないと思うべきか。かろうじて(アメリカでは)成人しているとは言え。マット役のジョン・バーンサル、私が観た出演作品は「ウォーキング・デッド」、「ボーダーライン」ときてこの作品なのですが全部印象悪いしょうもない役ばっかりやんけ最高ちょっと好きになってきました。
話の本筋から少しずれるかもしれませんがちょっと思うところがあった部分がありまして。ものすごく厳しい見方ですけど、コリーの娘が亡くなった時の状況は"フーン…下の子は当時まだ5歳なのに夜に家空けるんだ…"って思っちゃって。まあもしかしたら義理の両親に預けていたのかもしれないですけど、少々モヤっとしてしまいました。悪いのは犯罪者なのに被害者側に自衛意識が足りないんじゃないかと責める風潮があるのは最近の日本で感じますが、この考えは危険だなと思いつつも、絶対に自分だったらやらない(この場合だと幼子残して夜に家を空ける。理由は夫婦二人になりたかったから)ことをやられると複雑な気持ちになってしまいます。
彼の"子どもができたら絶対に目を離すな"はそれだけ犯罪に巻き込まれる可能性が高い土地であることを意味しています。またコリーの話を聞いたジェーンがトイレで、ぜっっっったいに犯人捕まえてやると決心したように見えた表情がとても印象に残りました。ジェーン、新人捜査官にありがちな仕事が出来ない、やる気だけはあるが空回りする、みたいな映画ドラマのあるあるタイプじゃなくストレス感じずに好印象持てるキャラでした。死ななくて良かったよ。。
本作はたまたま犯人が分かったケースであるものの、何の権利もないコリーが犯人を罰する、そしてそれも公にはならず闇に葬られていくんだなと思わせる内容がまた恐ろしい映画でした。。まあ犯人に対してはざまあとしか思わなかったですけれど。
一年かけてMCU21作全制覇した私が挑む「アベンジャーズ/エンドゲーム」② 【感想】
私とエンドゲームまでのこれまで
事前情報を一切排除し、ネタバレ食らわずに鑑賞してきました。
※ネタバレ感想
(これは鑑賞中の私の心の声ですので非常にIQの低い感想となります。)
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えっトニー激痩せしとる…ネビュラと宇宙で遭難しとるんか。えっとインフィニティウォー直後の話でいいんか…?
あっあっ出たーーーマーベル姐さん!!助けに来てくれたの?頼もしい。その調子で頼むわマジで。
わーーーもうサノス死んだ!!つうかテメェのんびり田舎ライフ送ってんじゃねーよ。
エェ五年後!!そうなるか。キャップ相変わらずキャップ。ロケット!!ナターシャも辛いよね。マーベル姐さん髪形!ドンチードルぅーーー。バートンはグレたか。。
あっアントマンおかえり!!大変なことになったよーー早くキャップ達に会いに行くんだ!!量子世界うんちゃらはよく分からんが、要はタイムトラベルってことだろ!?やっぱそうなるよね
わートニー子ども出来たんか。娘っ子可愛いすぎやしないか!?うっっっピーターとの写真飾ってる。。。泣く。このままでいいなんて心では思ってないんだろうな。3000回愛してるか…。ペッパーは本当に素敵な人だなーーってもうタイムスリップ装置出来たんかい!?早ええええ。まあそうよねアライグマがメールする世界だし。
ブルースどうした。もう戻れないの?ウケる。
ソー!腹腹腹!!!引きこもりか。っていうかナタリーポートマンは今どうしてるの。
ハッ!?エ!?真田広之じゃん!!……ホークアイ日本語喋ってたな。ナターシャ迎えに来たーーー
ふむふむ過去へ行ってインフィニティストーンの回収ね、この辺実は全然把握出来てなかったから説明助かるわありがたや。タイムトラベルしても過去は過去、未来は未来っていうことねオーケイ。あっアントマン可愛い好き。
過去のニューヨークへはトニー、スティーブ、スコット、ブルースか。うっすらしか覚えてないなこの辺…あーロキーーーー。キャップーーがんばってーーーーよしよしその調子…っておいハルクよそういうとこだぞ。
ブルース!あ、あ、お話でカタついたーー良かったーー
アズガルドはソーとロケットね、このコンビ好きすぎるな。母ちゃんに会えて良かったね…そんでナタリーポートマンにこの映画で会えるとは思わなんだ。
ムジョルニア!!やっぱソーはこれだ…
で、トニーとキャップはなるほど更に過去行って石とピム粒子回収するのか。父ちゃん!!ペギー!! …ああ今までの映画観ておいて良かったなあ(泣)
出たクイル。ネビュラどんどん好きになるなー。ってうぇ!?何で!?何でリンクすんの!?よく分からん。あかんやん。あ゛あ゛ーーーーーーサノスに知られた。
ナターシャとホークアイはここね!!ガモーラが死んじゃった星ね…でも二人は死なないやろ、多分。
…
…
…
え、うっそ!?ナターシャ死ぬん!?いやでも多分また過去こねくり回したりして何とかすればきっと生き返るに違いない(←タイムトラベルのお決まりとか全て吹っ飛んでる)
ああーー石揃ったけどネビュラ入れ替わった…いやナターシャ最後実は生きてます、なんだろ!?
ところでマーベル姐さんの存在みんな忘れてないかい?
ハルクこの映画大活躍やんけ。指パッチン。みんな生き返ったーでもすぐキターーーサノスーーーガモーラーー。 早く!!早く誰かマーベル姐さん呼んでーーーーーー!!彼女めちゃくちゃ強えんだよ!!皆分かってないんじゃない?
トニー!!スティーブ!!ソー!!この三人が揃うとやっぱりこみ上げるものが…。
あーアントマンーガンバよーーあっ巨大化した!プッ。ヤバイ吹く。なぜジャイアントアントマン見ると笑えるのか。
ネビュラ過去の自分殺したーーー。
サノス!!やっぱり強いいいいい。キャップがムジョルニアを…
ていうかみんなまだ!?早く来て。
あっサムーーサムーーーうぅぅ。キャーーーブラックパンサーー!!ワカンダフォーエバーって言ってええええええ(←言ってくれませんでした)
やっっっっっと来たみんなああああ。マーベル姐さんは!?
へ!?ペッパーも戦うの!?
アッセンブル!(泣)
はっガントレットは!?
ギャー上からでっかいのが来るーー
キャーーー!!マーベル姐さんーーーはよサノス瞬殺してーーーー
ああスパイダーマン!!ワンダ!!バッキー!!グルート!!みんながんばってー!!
クイルとガモーラ!ウケる。
トニーとピーターの再会もうダメ…泣く…。
あのあのペガサスみたいなのに乗ってる子誰だっけ!?思い出せない。
アントマン!!いや真剣勝負なのにこの巨大化アントマンに吹いちゃうのなんで!?
ってウッッッッッッッッソ!?マーベル姐さんでもサノス倒せないの!?
1400万605分の1って何やねん!!
あ…あ…
エッッッッッッッッッッ
今の一瞬でよくわかんなかった。今の何でガントレットするって抜けたの!?
アイアムアイアンマン!
トニー!!!
…
…
…
え、うっそ!?いやでも多分また過去こねくり回したりして何とかすれば
う゛へ$<^{+]€'?}$]%%€["$^〜〜!!!なんでトニーなのぉおおおおお
葬式…エーーーーーー!?心が追いつかねぇよおおおおお
みんな集まってる…あ…ハルクやっぱりそのままなんね…
…
…
いや待て待て待て今最後に映った金髪美青年誰!?
ニック!!あんた今までどこにいたの!????
3000回愛してる…
ピーター、ファーフロムホーム観に行くからな。
ソー…最後まで腹出てたな…あの女の子は昔浅野忠信と一緒にいた子か…?
ガーディアンズと旅するソーってそれめちゃくちゃ楽しい映画になるじゃん。
キャップううううううう(泣)
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終了後、めちゃくちゃ言いたいことありすぎて脳がパニック起こしてて何を言ったらいいか分からなく、思わず隣の友人に話しかけた最初の言葉が、
「ねえ真田広之なんだったの?」
でした。友人「なんだったんだろうね…(感極まりながら)」
帰宅後、あの葬式にいた美青年はアイアンマン3の少年と知ってまたホロっときちゃいました。やっぱり初期のメンバーが奮闘する前半パートもぐっときたし、アイアンマンで始まり、キャプテン・アメリカで終わるというのも…スティーブが、あり得たかもしれない人生を選んだことも嬉しかったです。いいんだよそれで。スティーブは今までずっとどこか寂しそうという印象が強すぎて。彼を見守るサムとバッキーも幸せになってくれ!!
映画でこんな感情爆発しそうになるの初めてかも…
映画の楽しみ方なんて人それぞれなのは承知ですけど、言います。本作品はやっぱり過去作品を全て観た上で鑑賞した方がこみ上げるものがきっと違います。そりゃあ、突っ込むところも所々あったんですけど、全てひっくるめてもうこれしか言えません。
ありがとうアベンジャーズ。この作品追っかけてきて楽しかったです。
おしまい。