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十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレ感想をたれ流すブログです。

漫画「マチネとソワレ」感想 面白さこそ正義。演劇への狂った情熱に痺れる。

 

マチネとソワレ (1) (ゲッサン少年サンデーコミックス)

ガラスの仮面」は完結しないんじゃないかと思っている方は私を含め結構多いと思っていますが、最近読んだ新しい演劇漫画が面白かったのです。作者は大須賀めぐみさん。「マチネとソワレ」感想です。

 

 

あらすじ

今は亡き天才俳優だった兄を持つ主人公がパラレルワールドへいきなり飛び、兄が生きている演劇界に殴り込みをかける!

 

 

5巻までの感想

マチネとソワレって昼公演と夜公演のことをいうらしいです。演劇世界の漫画なのですが、まあ〜1巻はかなり飛ばしてます。いきなりパラレルワールドに飛んでその世界では主人公は死んだことになっていてヤクザにマネージャーになってもらう…というあれっこれSF漫画なの?と思いきや2巻からガチの演劇漫画になってます。天才と言われる兄とガチンコ勝負するための無理矢理感。強引すぎじゃ!?という展開ではあるのですが…私は嫌いじゃないですぞそういうの。面白ければいいーんです。作中でも出てきますが、

 

"面白さこそが絶対的正義"

 

主人公は兄への感情を拗らせまくってて、母親が原因というのもありますが、この兄貴が結構狂ってます。"おそろしい子…!!"レベルを超えているのでは。妊婦役になりきる為にマジで身体に妊娠時の症状が出てきたり、本番に本物の刃物を仕込んだり…。この兄に影響を受けてる主人公も天才的な感性を持ってていわゆる役と同化するタイプっぽいのですが役へのアプローチがやはり狂ってる。兄に勝つ為というモチベーションだけでなく俳優という仕事が好きでしょうがないと伝わってくるその熱量には魅入ります。

 

2〜3巻・・・ハムレット

4〜5巻・・・(ほぼ)一人芝居編

5巻〜・・・2.5次元舞台編

 

となってて、舞台ジャンルも2巻毎に変えてくるテンポの良さも気に入りました。最近、映画刀剣乱舞が話題になっていますが、2.5次元舞台編は人気作品の実写化というファンには悩ましいテーマに斬り込んでいてかなり面白いです。マネージャーの妹がオタクキャラというのも良い!次巻が楽しみです。