ただ言いたいだけです。

30代の女です。ドラマと漫画のネタバレ感想。たまに映画とアニメ。話がよく脱線します。

芸能界漫画&悲壮感満載主人公の漫画

 

★「君はゴースト」 1巻  (染谷みのるさん)

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売れない小説家が消えた元アイドルの手記の代筆を依頼されるところから始まる物語。元アイドルの遙が可愛いくて、本心が読めないところ&ふと見せる表とは違う表情が魅力的で引き込まれるキャラです。取材が始まり過去が語られていくにつれ芸能界コワーとなります。代筆を依頼した本当の目的と女優としての芸能界復帰までの道のりがこれから明らかになっていくと思うんですが、単なる復讐と告発では済まなさそうな気配も感じます。小説家の佐倉くんが遙に翻弄されている様子が微笑ましいです。1巻あっという間に読めました。先が気になります。

 

★「ランウェイで笑って」 1巻 (猪ノ谷言葉さん)

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モデル少女とデザイナー志望少年って矢沢あいさんの漫画「Paradise Kiss」を思い出させる組み合わせです。冒頭でパリコレモデルになる少女とデザイナーとして成功する少年が描かれているので、夢に突き進む二人のサクセスストーリーといったところでしょうか。少年漫画らしいポジティブ過ぎる少女と少女に引っ張られる少年には「君はゴースト」と違って業界の闇に飲み込まれそうな気配は全く無く、1巻ラストですでにポンポンと階段を駆け上がっていきそうな印象を与えます。これはこれであり、な感じでした。

 

★「虐殺ハッピーエンド」 (原作:宮月新さん 作画:向浦宏和さん)

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マンガParkで読んでます。どう考えてもハッピーエンドは思い描けない内容で今のところ救いが全くありません。殺人を続ける主人公の少年があるきっかけで同級生の片桐さんと行動を共にすることになるんですが、この片桐さんが今後の展開の地雷にしかならなさそうなキャラで、早く消えてくれないかなと思ってます。刑事が有能ぶりを発揮してくれるともっと面白くなりそうです。

  

★「寿命を買い取ってもらった。一年につき、一万円で。」 1~2巻(田口囁一さん  原著:三秋縋さん)

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文庫版は読んでません。「虐殺ハッピーエンド」の少年に比べたらおめえさんはなに生ぬるいこと言うとんじゃタコ!と思わなくもない主人公です。何かと引き換えに大金を得る妄想って私もぼんやり考えたことありますが、主人公クスノキは余命3ヶ月分残して寿命を売ります。クスノキの今の生活の様子や一年で一万円という金額でもげんなりなのにトドメは過去に関わりのあった数少ない人達にコンタクト取るも自分の今までの態度のせいでブーメランで返ってきてしまうというクスノキの痛々しさがハンパないです。ただヒメノに関しては、ちょっと理解しがたいです。引っ越ししてずっと疎遠になってた二人なのにお互いそこまで思い詰めるほどの存在か?と。手紙の件も察してほしかったなんてちょっと無茶苦茶な気がします。

監視役のミヤギが美少女である時点で、こりゃ何かあるなと思わざるを得ないんですが、案の定交流していくうちに情が湧いてきてます。3巻で完結のようなので最後まで読んだらまた感想書く…かも?

 

 

俺は笑って死にたい。 ひりひりするけど読後は爽快感でいっぱい。 漫画「あの日、世界の真ん中で」

 

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小鬼36℃さんの漫画「あの日、世界の真ん中で」の感想です。自分が高校3年生だったら読んだ後川に飛び込みたくなる衝動に駆られそうな漫画でした。関西圏のド田舎に住む幼馴染の茎太と茎子の青春物語です。こうやって名前並べると双子みたいですが、二人とも母子家庭で育ったお隣さんという設定です。

 

私の中でメインキャラが方言を話す作品はかなりの確率で良作というよく分からない基準があるんですが、かなり胸アツ&胸イタな青春もので超お気に入りの漫画になりました。ノリのいい関西弁のやりとりは読んでて楽しいし、茎太の音楽に対する燻った熱を持て余す様子は今青春真っ只中の人もとっくに青春時代過ぎた人でも何か胸を刺すものを感じられると思います。茎太のその熱が爆発するクライマックスの音楽シーンは本当にカッコイイです。

 

幼馴染ラブもありますが、この二人に関しては"キュンキュン"とか"ムズムズ"、"ドキドキ"という言葉が似合わないです。ただただ"カユい"笑。ラストのオマケっぽい数年後の二人が出てくるオチはもーほんと最高だな!としか言えません。

 

あとは二人の周りにいる人達が本当に良くて。友人のさやか&友也のチャチャ入れながらも優しく見守る感じもいいし、あと教師ですね。教師たちの言葉がものすごく響くのは私が年をとったからかもしれませんが、私も学生時代こんな先生に出会いたかったです。まあ私は高校時代なーんも考えてませんでしたけど( ´_ゝ`)。母親達のウェルカム感もちょっと厳しい茎太の叔父も出てくる大人は愛と理解ある人達ばかりでどれだけ茎太が吠えてても読んでて安心感がありました。

 

こういう作品こそ映画化されればいいのにと思います。最近のティーン向けの映画タイトルみてると学生向けは恋愛ものやっときゃいいって思われてんじゃないの…って思ったり。進路に悩む子達に阿部先生の言葉と茎太の叫びをかましてもらいたいです。

 

 

「リップヴァンウィンクルの花嫁」「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」感想

映画はたまに観るぐらいなんですけど、色んな方の映画の感想ブログは読むの好きで、観る作品選ぶ時の参考にしてます。最近は「リップヴァンウィンクルの花嫁」を観てみました。その後ついでに手を出したドラマ版「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」は、今年の夏公開されたアニメ版が話題になっていたので。

岩井俊二監督の名前は昔から知っていたのですが作品鑑賞したのは初めてでした。監督の作風とか演出がどうこうとかそういう知識はまるで無い、たまにしか映画観ない人の感想です。いつも通り思ったままに書きます。

 

リップヴァンウィンクルの花嫁」(2016)

3時間ありますけど、思ったより長く感じませんでした。監督は黒木華さんとCoccoさんをイメージして脚本書いたそうですけど、二人とも良かったです。特に真白役はCoccoさん素のままやってるのかなと思わせるぐらいミステリアスな部分と子供みたいなピュアさを併せ持つ不思議なキャラでした。だから七海と真白の共同生活が始まると一気にファンタジー感が増したというか、おとぎ話を読んでいるような感覚になりました。前半がSNSがキーになって現実世界でもなくはなさそうな話だったので余計にそう感じたのかもしれません。SNSで彼氏を見つけるなんて今時そんなにめずらしくもない話でしょうし(たぶん)、ただ七海のキャラを考えると思い切ったことしたな~と後から思いました。現状を打破したい、という思いがあったんだろうと思いますが、そこは分からなくもなかったです。結局七海が自分からアクション起こしたのはネットで彼氏を見つけたことだけであとは最後まで流されてたなあ、と。

 

綾野剛さんは胡散臭い安室役が凄くハマってました。本心が全く読めないし、大丈夫かな…と思いつつも会話しているうちに、まあ悪い人ではないのかなと相手に思わせてしまう感じ、空気を察知することも長けているし安室というキャラの元々持っている天性のスキルだと私は思いました。依頼者に感情移入するような奴ではないと感じたので終盤の真白の母とのシーンの号泣は監督が本心からの号泣と言っていてもあれは安室の演技だと思ってます。だってそれまで七海と真白の気持ちに寄り添った仕事してるようには到底思えなかったので。でもここでも悪い奴じゃないしなぁと思った自分は、あ、安室の術中にハマってるなと気づきました。

 

ラストは流されまくりの優柔不断な七海が少しだけ前を向いて進んでいけるような印象を持たせる感じで終わっておりました。(そう思わせるだけで特に何かをしたわけではない) 観終わった直後はクラシック音楽と映像のせいもあって"は~なんか綺麗な映画だったなあ・・・"とぼんやり思ったんですけど、時間が経つうちに、いやいや待て、よく考えたら七海は単に安室に仕事のターゲットにされて手のひらで転がされてただけの話じゃないか?と思えてきまして。友達もなく元夫にも心開けなかった子が不思議ちゃんな魅力を持つ人にグイグイこられたら心掴まれちゃいますわ。流されるままきたら最悪な目にあって、ほんの少し人の優しさに触れて、"落ち込んだりもしたけど私は元気です"のフレーズがぴったりハマるなぁなんてことを思った映画でした…。

 

 

ドラマ版「打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?」(1993)

観ている間、アニメ映画版の主題歌「打上花火」が脳内BGMで流れておりました。米津玄師さんを知ったのは失礼ながらわりと最近で、アニメ「3月のライオン」1期のED曲「orion」が初めて流れた時この人すごい・・・とちょっと感動した覚えがあります。なんというか、私の作品に対するイメージにピタッとはまる感じがしたんです。「打上花火」も好きですね、夏、何度も聞いてました。

 

で、ドラマですけども。当時はドラマよりもアニメばっか見てたので、ドラマの存在自体知りませんでした。わざわざ言うまでもないことですが奥菜恵ちゃん(年上だけどここはちゃん付けで)が美少女過ぎて見入っちゃいました。懐かしいものが出てきたな~、小学生ってこんな感じだったかな?とか思いながら鑑賞しました。いや〜思ってたより良かったなぁ〜って思ったと同時にアニメ版の絵柄を思い出したら違和感持っちゃいまして。話の内容も変わってるようですし、まあドラマの内容そのままアニメにしたら"は!?(´Д`)"で終わる感じになる気がするんですが…アニメも気になってたんですけど、ドラマ版を観たらちょっと興味失せたというか、レンタルじゃなくて地上波放送でいいかナーって思っちゃいました。