ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレ感想をたれ流すブログです。

脳トレドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」感想 

 

海外ドラマの底力を見た。

 

一年以上かけて観ていた「ウォーキング・デッド」をシーズン8の途中で見限って(シーズン6までが面白かったです)、話題のゲーム・オブ・スローンズを観始めたら、三ヶ月で完走してしまいました。ひ、暇人〜〜!!この春、日本のドラマが個人的に超不作(深夜枠除く)でほとんど観てないていうのもありますけど。

 

ゲーム・オブ・スローンズ 第一章:七王国戦記 DVDセット(5枚組)

 

私、頭悪いのかな…全然話が分からない。みんなこれ分かってるの?

と、シーズン1の5話ぐらいまでこう思いながら観てました。相関図見ながらでもなんだかよく分からない。しかし、このダークファンタジーな世界観に魅せられ観続けた結果ズブズブとハマってしまいました。非常に脳トレに良いドラマです、なんならもう一回見返そうと思ってます。しかし、このドラマ間あけながら観ると話についてけなくなるので、気力あるうちに完走できて良かったです。

 

序盤はロブが結構好きで、順当に行けば彼が王に相応しいよなーーーーって思っていたのですが、死ぬやん。かなりエグい死に方で。あっもう容赦なく皆死んでいく話なのねって腹くくったのですが、それでもやっぱり入れ込んで見てしまう人物はいるもので。私はサンサとブライエニーが死んだら鬱病になっていたと思います。

 

【最終章の感想】

最終章観る前の私の予想は、王座にはジョン・スノウ、北はサンサが王になる、でした。上手く行けばデナーリスとジョンの二人で王国を治めることもあり得なくはないかな、とも思ったのですが、デナーリスが単独で王座に座ることは無いだろうというのが私の予想でした。で、王座に座らないなら多分死ぬんじゃ?と。

最終章の放送中に脚本書き直せ騒動があったり、最終話も意見がぱっくり割れているようですが、個人的には好意的に受け止められました。まあーーーー細かいこと言うと

 

メリサンドルババア何だったん(# ゚Д゚)、とか

アリアが修業して得た顔を消す術あんまり活かされてないやん、とか

ブランは既に人間じゃないけどいいんかな…とか頭によぎりましたけども。

ていうかサーセイのみ殺して終わらせるというプランなら、ドラゴンで塔の上だけ燃やせば良かったのでは?

 

まあとりあえずそういうのは置いといて。

確かにデナーリスがブチ切れて王都を燃やすくだりはえっどうしたん?て戸惑ったものの、凶行に走りそうな危うさはシーズン重ねる毎に強まっていたよな、というのが私の印象です。ティリオンのセリフは非常に腑に落ちた、というかマジで自分が常に正しいと思い込んでいたところが非常に危険だな、と。ある人達を助けるためには敵対する人は殺してもよい、この考えは王としてヤバくないか?ということです。彼女はそこに疑問すら持っていないんです。ティリオンの助言に耳を貸すことはあっても双方の真ん中を模索するという姿勢が無く、片側からしか物事を見れてないように思えたデナーリスが王になるのは違うだろ、と予想してました。サーセイに対して交渉の余地を見せたもののあんな仕打ちで返され、ジョラー、ミッサンデイと続けての死が、彼女が持つ衝動性に拍車をかけ精神が壊れちゃったのね、ぐらいな解釈でいます。

デナーリスの中の人、ラストについてちょっとビミョーな感じの発言していたぽいですが、そこんとこどうなのかしら。

この王都を燃やすという行動に出た時点でデナーリスの死を確信したのでジョンが刺すこともまあそうなるよなあってな感じでしょうか。

 

サーセイは、あれだけのことをしておいて、ジェイミーに守られながら死ぬってこれハッピーエンドなのでは。サーセイ役の女優さんが、"ラストもっとサーセイの見せ場が欲しかった"みたいなことぼやいてたらしいですが、

え、図々しくないか?ジェイミーと死ねただけで十分だろ

というのが私の感想です。

 

三ヶ月という私にしては超ハイペースで視聴して参りましたが、ほんと海外ドラマは中毒になる→睡眠がどうでもよくなる→廃人になりかける、というルートに陥りがちです。

ほんと面白かったな。

 

最後にコイツ早く死ね!と思ったキャラランキングで。

1位  ラムジー

マジで何一つ擁護するところがありません。犬に食われてざまあ

2位  メリサンドルババア

ほんとにこのおばさん、引っ掻き回すだけ引っ掻き回して消えていきました。ジョンを生き返らせた功績は無視して言いますが、何がしたかったわけ?このおばさん出てくる度イライラしてました。

3位  イグリット

やっぱりジョンの顔か?顔に惹かれたんか?もうジャマーーーー。物語後半、ジョンはイグリットのこと完全に忘れてそうな感じがとても良かったです。ただ、演じる俳優さん達結婚したと知って複雑な気持ちになりました…

4位  ジョフリー

ラムジーの出現でジョフリーかなり霞みました。演じきった俳優さん、あっぱれ!!

 

 

 

ロッキーファンに観てほしい。ドラマ「THIS IS US シーズン2」感想

 

超名作ドラマ「THIS IS US 」シーズン2をようやく観始めたので感想です。

 

 

 

 5話までの感想

 

うおおおおおぉお!?第3話やばい!!

スタローンが出演してるなんて知らなかったです…

マジで超粋なことしてしてくれてますこのドラマ。

ジャックはスタローンの大ファン。これだけで泣けてくる…。

(ジャック役のマイロはロッキーの息子や…)「クリード2」のラストを思い出しちゃいました。

 

 

三つ子は37歳になったので シーズン1の邦サブタイトル「36歳、これから」が無くなってます。過去パートは子供達が10歳の頃と高校生の頃が交互に出てくるのですが、全然混乱しない構成です。いや本当に凄い。脚本のことなんてよく分からないですが、本当によく出来た作りだし、セリフも沁みます。どの人にも当てはまる言葉がきっと出てくる。ああ人生。としか言えなくなってきます。

 

シーズン1の感想でジャックはパーフェクトと言いたいぐらいのイイ男と書きましたが、お酒の問題がかなり深刻な状態であったことが分かってきました。これはもうやっぱり…というか人間そんな強くないし、これはジャックがどこかずっと気を張って頑張って生きてきたということです。弟のことなど、まだ隠された過去が色々出てきそうですが、レベッカとの関係も試練の時期はめちゃくちゃ感情移入して観てます。家庭をずっっっっと円満に回していくなんてことは到底無理無理無理ゲーなことであって、やっぱり努力もどこかで必要な時がある、と思います。結婚は好き同士で最初はスタートするけれども、家族はチームで頑張らないと上手くいかないと最近思ったりするなど、このドラマ観てると非常に胸が痛い…。

 

 

とりあえず5話までの主なハイライトは

・ジャックの死は火事が関係してる…?

・ジャックに弟がいた

・ケヴィンが映画でスタローンと共演してロッキーの息子について話す(違)

・ランダル里子を引き取る

・ケイト妊娠

 

ランダルは当初男の子の赤ちゃんを養子にしたい、とベスに打ち明けましたが、最終的に親元で暮らせない厳しい境遇にいる子を里子として引き取ることに。ここに至るまでの話、とっってもとっっても良かったです。ベス、本当に魅力的で、ベス!私と結婚してくれ…となりました。そしてデジャという12歳の女の子がランダル家にやって来ます。12歳には到底見えぬ大人びた子だが。あとランダルとベスが実の娘二人とも赤ちゃんの頃から育児の苦労ほとんど無かった、とか言い出だしたのには、思わずマ、マジでかーーってなり夜泣き地獄を思い出すなどしてました…たまーーにいるんだよなそういう人…。

 

ケイトとトビーの関係もいい感じです。トビー結構好きになって来ました。

そしてケヴィンがジャックのこと思い出すシーンはこちらも泣けてきました。

 

 

最後に。

ケヴィン役の吹き替えのみシーズン1担当した高橋一生さんから変わってます。ああーー(察し)。やっぱり演技と声優のお仕事って全然違うのね…と。ぶっちゃけあんまり上手くな…あ、いや違和感がありましたので変わって良かったと思います。

 

日本のドラマ界は海外の作品リメイクラッシュが続いてますが、今リメイクするべきはこの作品じゃないの!?家族の在り方、夫婦の関係、子を育てていくとは。大げさに言いますけど今日本が真剣に考えなくてはいけないことが詰まっている気がします。業界の人、頼みます…。医療もの、弁護士もの、刑事もの、もう飽きました。正直最近面白い作品全然無いし(あー言っちゃった)。

 

 

 

 

シーズン1の感想

kansou-kumako.hatenablog.com

 

 

kansou-kumako.hatenablog.com

 

ドラマ「腐女子、うっかりゲイに告る。」にモヤモヤしたところがあったという感想

  

彼女が好きなものはホモであって僕ではない

彼女が好きなものはホモであって僕ではない

 

 

www.nhk.or.jp

日本だって素晴らしいドラマがあります。。(超小声)

 

 

神様は腐女子。な〜るほど!!その視点は無かった!!

 

タイトルで敬遠している人も結構いそうなドラマ腐女子、うっかりゲイに告る。」、コメディなノリかと思いきやかなりリアル路線の話で主人公の純くん見てると非常に苦しいですがドラマとして面白いし色々考えてしまいます。これが今の日本の現状なのかなと思います。「おっさんずラブ」や「きのう、何食べた?」もゲイの悩みや葛藤も挟まれていますが、それがメインテーマにはなっておらず、ニヤニヤ出来る幸せな世界観が魅力と思ってて。というかシロさんの高校時代も純みたいな感じだったんだろうなという目線でも観ていました。

 

まず、主人公の金子大地くんの演技はおっさんずラブのマロ役との振り幅が激しすぎて目眩起こすレベルです。腐女子の三浦さん役の藤野涼子ちゃんも等身大の高校生らしいハツラツとした演技がとっても良かったです。

 

どうして自分みたいな人間が生まれるのかな、とこぼす純に、そんなことを思わせてしまう今の世の中に色んな思いがぐるぐる回ってしまいました。。いわゆるマイノリティとされる人が身の周りにいると関わる側も、正直同じこと思ったりします。そりゃどんな人でもありのままに生活できる寛容な世の中だったらこんなこと思わないです。

 

苦しい〜しんどいドラマだと思いながらも、カミングアウトという行為も、そりゃ言いたくない人が圧倒的多数だと思いますが、言うか言わないかということじゃなくて、言いたい人は言って言いたくない人は言わなくてもいい。個人の考えが尊重されるということが大事だよな…ってこれ別にLGBTだけの話じゃないとも思ったりするなど、ドラマの内容は非常に好印象でもっと広まればな、と思いました。

 

だが、しかーし。

 

第7話の三浦さんが全校生徒の前で大告白かますというのが、どうしても受け付けませんでした。三浦さんに対してというより、制作側はなんで三浦さんにこれやらせたんだよ!?と。私は原作未読ですが、原作にもあるから、とかそういう理由でぶち込んだならもう今後実写化やめろ!!(暴言)

私は青春学園ものでありがちな全校生徒の前でやらかす(大体は好きです告白パターン)というあるある場面が大っ嫌いな人間なのですけども、今回は、三浦さんが自分が腐女子であることを告白した時点で終わっていたらここまで不快な気分にはならなかったです。だって自分のことだから。勝手に叫べば?問題はその後。名前は出さなくても誰と付き合っていたか丸わかりの状態で、「ゲイでした。」「セックスできませんでした。」…ってお前がアウティングすんなや!!いやもうなんなわけ?こんなん全校生徒の前で言われたら私だったら三浦さんを末代まで呪います。最後は「キスして」

 

…って意味が分からないここは日本ですよ!!カンカンカーン!!!!

 

6話まで本当に見応えあるドラマだったのに、一気に萎えたし最終回観るの止めようかとも思いました。まあ見届けましたけども。三浦さんが細胞の突然変異起こしたとしか思えないレベルの凶行、6話までの三浦さんと全然結びつかないです。

 

あの体育館は現代社会の縮図とかメタ的な意味で三浦さんに叫ばせた、とかそういう意味?

 

いや知らんがな。叫ばなくても視聴者には伝わるが!?既にゲイバレしてるからと言って他人が言っていいことではないし、「彼氏とセックスできませんでした。」ってそんなこと誰も聞きとうないし誰がどう考えても配慮が必要な発言。

 

ほんと、このシーン以外は素晴らしいドラマでした。

 

 

で。

唐突ですが最近観てみた2018年公開のアメリカ映画「LOVE,サイモン 17歳の告白」もゲイの高校生が主人公なのですが、非常によく出来た青春映画でして。腐女子、うっかり〜と共通する部分が結構あったので、感想残したいと思います

 

 本作品の主人公サイモンも、

・ゲイであることをアウティングされる。

・そのことで同級生からからかわれる。

・オンラインでのみ交流する本名を知らないゲイの友人には本音が言える。

・友人の女の子から告白される。

・友人や家族との関係も良い。

 

 

でも純とサイモンの違うところは、サイモンはゲイであること自体はそんなに悩んでいないというか既に受け入れています。ただ、友人や家族にはなかなか言えずにいることに悶々とする毎日。学校内に隠れゲイがいることを知り掲示板経由で接触を図り、メールのやり取りをするようになりその彼の人柄に惹かれていく…てな感じです。純とファーレンハイトもオンラインのみで繋がった関係でした。 

 

周りの友人たちの恋愛に頭を突っ込む羽目になったサイモン。そのせいで関係が拗れていき、しまいにはアウティング事件に繋がります。

サイモンはアウティング事件前に転校生の友人一人だけには自分からカムアウトしてて。後になんで(ゲイであること)言ってくれなかったの?と幼馴染に詰められ、付き合いが長いから言えなかった、と答えるのですが、付き合いが浅い人の方が言えてしまうとか顔が見えない人の方が本音が出てしまう…という心理はよく分かるので、ゲイとか抜きに、ああ、そうかもと思わされる描写が良かったです。

 

そもそも、わざわざゲイっていう必要あんのかい異性愛者はいちいちカミングアウトしないだろーが!というサイモンの自問するくだり、妄想入ってコメディシーンになってて面白かったですが、真剣に考えると積極的に言いたくない人でも、場合によっては言わないことで周りを傷つけてしまうこともあると思うので…これは本当に難しい。

 

家族に関しても、純とサイモンの母も、もしかしたら何か抱えてるのかな?と思っていたけども踏み込んでいいか分からなかったという感じで、知ってからも真っ向から否定はしないけど戸惑いが見えるという演技が素晴らしかったです。純の母はちょっと無自覚の偏見を滲ませていましたが、二人の母は見ていて本当に世の中こうあってほしいと思った優しい家族だったので学校サイドの話が辛い場面があった分、救いでした。

 

というか「LOVE,サイモン」も…最後、学校の皆から見守られながら告白の返事を待つというシーンがあって。日本の作品だったらイラついたと思いますが、アメリカという海の外の話と思えばフーンで済むしなんならアメリカ人派手なこと好きだしな(超大雑把な偏見)、で気にならないのですがこれはしょうがないです…。だって私日本人だから日本の作品観るとどうしても厳しい目で観てしまうのです。