ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレ感想をたれ流すブログです。

アニメ映画「同級生」と「リズと青い鳥」観て思春期怖い…となった

 

作り手の性別なんて特に意識したことないのですが、この2作品とも脚本、監督が女性と知って妙に納得してしまいました。リズの方の主人公みぞれが髪の毛触る仕草が頻繁に描写されてて、ああリアルだなあと感心したものです。あの仕草って髪長いと結構やりがちだと思うんですけど、みぞれの心境ともリンクしてるのが分かるし、とにかく芸が細かい。

2作品とも描写が繊細なのに時に暴走してしまう思春期特有の危うさが存分に発揮されてて思春期怖ええ…となった思春期の記憶がほとんど思い出せなくなってる人の感想です。

 

 

「同級生」(2016) 

f:id:mtokumako:20190308193600j:plain

 

しないっ…って何回言うの〜〜〜か  わ  い   い    な!

 

原作読んでいるのでなんとなく気になってたのですが、ようやく観ました。私も大分目が腐ってきた自覚はあるものの、BLという枠組みにしまっておくのがもったいないような気がする青春アニメでした。ていうか我ながらキモいぐらいニヤニヤしていたと思います。

 

まず原作の中村明日美子さんの絵がそのまま動いている!ということに開始数秒で感動しまして。全体的に淡い色使いが凄く綺麗で、他のアニメで見るようなパキっとした色合い(?)だと明らかに合わない絵柄だと思うので、すんなり世界観に入れました。音楽もイメージに合っていて最高です。

 

原作は、私BL読めるんだ…面白いやん!と思ったきっかけになった作品なのですが、(長らくBL漫画に偏見持ってた人間なので)それでも公園でいきなり草壁がチューぶちかましたのは流石に唐突すぎてハ?と思ったものです。漫画でありがちな2次元イケメンしか許されない事案を乗り越えればかわいい青春物語を堪能できます。

 

主役二人を超ド級声優さんが演じていて、漫画では二人かわいいな〜で済んでたのが予想外に声の演技に悶えてしまいました。草壁がテンパって早口になるとことか、佐条の(キスせがまれて)しないって言う場面は傑作認定せざるを得ないほどに最高でした。また個人的に漫画のコマのイメージで演出されているところがとても良かったです。

 

二人がすれ違って喧嘩して最後に仲直り、という話は鉄板中の鉄板ですが、好きな人との関係に悩むのは性別とか関係なく、実際佐条は非常に分かりにくいナイーブな性格で、自分に自信が持てない故の葛藤を可愛く描いている作品だと思います。(原作のその後のシリーズではもっとゲイの葛藤掘り下げてますが)ですのでこれBLなんだろうけど映画は青春ものとして十分楽しめました。草壁みたいなああいう好きな人に一直線になれるのってはたから見ると怖ええええ、思春期怖ええええええって若干思ってしまいましたが、思春期にしか出来ない暴走ってのがあるわけで。まあとにかく青春しやがってこのやろう!となりながらも顔はニヤケていたキモい人の感想でした。

 

 

ところでこういう落ち着いた色合いでゆったりした雰囲気の大人でも楽しめるアニメ(BLでも非BLでも)もっと増えるといいな〜と思っていたところに韓国発のアニメ過呼吸(リーマンBL)の存在を知って非常〜に興味持ったのですが購入するか非常〜に悩むところ。無料分の映像観たらスーパー美しい上にエロすぎて、鼻血ものでした。購入の決心ついたら感想は残すと思います。

 

 

リズと青い鳥」(2018)

f:id:mtokumako:20190312103616j:plain

 

えぇぇ〜〜何このアニメ思春期あるあるリアルアニメじゃん怖…(褒めてます)

 

アニメシリーズ未視聴ですが、非常に百合百合しいという評判?で観てみました。いやこれ百合というかみぞれが希美を思う気持ちは友情を超えた何かかもしれないですけど、私にとっては思春期あるあるの域を出ないというか。学生時代に一番仲の良い友達には相手にとっても自分が一番の友達と思って欲しかったし、他の子と仲良くしてたらちょっとモヤモヤしたし何ならその子に彼氏できようもんなら彼氏ジャマ怒と思っていた時期があって、皆こういう感じじゃないの?と思って観てました。

学生時代って学校とか友達が生活の大半締めてて要は非常に閉じられた世界だと思うのです。私は社会出て人間関係がガラッと変わり周りも色々見えてくる中で自然にそういうモヤモヤは消えました。みぞれと希美はお互い別の進路に行ってみぞれの気持ちも自然にただの友人に落ち着くかもしれないし、希美の恋人になりたいと思うかもしれない…けど、しかし。私はもういい年した現実見えてるババアなので、二人は卒業後疎遠になるだろうなと思いました。

 

作中の絵本の「リズと青い鳥」のストーリーになぞって主役のみぞれと希美の関係が表されているのですが、ターニングポイントとなる音大進学の話が出てきたところで二人の関係が実は逆だったのだと。最初は明るい社交的な希美が内気なみぞれをリードするように見えたけど、(みぞれは常に希美=青い鳥を追いかける側)  みぞれが外へ羽ばたく青い鳥で希美が見送る側だったのだな、と。

希美はどこかみぞれに対して優位を感じていた部分があったと思うのですが、この辺りもあるあるだなぁ、と。先生に気にかけて貰っているみぞれに対する嫉妬のようなモヤモヤから関係が微妙になっていくのも上手すぎて拍手したくなりました。

 

声の演技ももちろん良かったですけど、登場人物の仕草や表情、何気無い女の子たちの会話やらとにかくアニメでしか表現できない情報が非常に多く単純に凄い!と思った作品でした。 

部活前にわざわざ校門で待ち合わせしたり靴箱から上履き取り出す動作一つとっても、みぞれや希美の性格が出ていたし、みぞれの髪の毛触る仕草も嬉しい時、ちょっと照れてる時、心許ない時、緊張してる時とか語らない分非常に目に留まりました。あとやたら足が映るシーンが多かった気がするのですが、これもまた足だけでもああ、今こんな気持ちなのかな〜〜と想像出来るのが怖い怖い芸が細かい思春期怖い。

 

 

 

 

最新刊感想「初めて恋をした日に読む話」8巻 西大井推しです。

 

つい最近たまたまドラマを観たという友人が、「で、結局あの三人の中の誰とくっつくん?」と言っててああ、ドラマだけ観るとやっぱりそういう風にみえるのね、と。とりあえず雅志(永山絢斗氏)は地球がひっくり返っても無いやろ…と言っておいたのですが、私間違ってないと思います。

 

初めて恋をした日に読む話 8 (マーガレットコミックス)

  

8巻の感想です。毎巻感想残そうと思ってたんですけど、気づいたら5巻で止まってたし、ドラマはもう今週8話放送だし、時の早さにビビる毎日です。

 

以前の感想で雅志の後輩の西大井が好きと書いたのですが、やっぱり私、西大井と雅志の番外編見たいわーとなった巻でした。(※決して腐った目で見ているわけではありません)  雅志が決定的に振られるであろうXデーはもうまもなくやって来そうなので、その夜雅志を慰めるのは!美和?違う違うそこは西大井しかいないだろ!

 

順子がついに自分の気持ちを自覚し口に出した8巻なんですが、それをこっそり聞いていたユリオ。合宿の疲れでロビーで寝てしまった順子にチューしたところで本編終わりました。6、7ときてこの巻でも山下と雅志は大分頑張っているのですけども。割と前からユリオも暴走気味(ここぞとばかりにイチャつく)でしたけど、あんなん聞いたら止められんでしょうなぁ…いやー少女漫画!だがそこが良い。

 

番外編は、順子と美和の高校時代、二人が親しくなったエピソードの話でした。これも良かったです。

 

 

ざっくりドラマ感想

 

とりあえず私的にキャスティングに関しては

ユリユリ・・・100点

山下・・・100点

雅志・・・100点

西大井・・・200点

てな感じです。西大井は原作となんかキャラ違うけど、面白いからいいです。そのうち雅志と一緒に遊園地とか行ってくれたら私が泣いて喜びます。

 

原作の順子は自虐ギャグが炸裂しているキャラなんですけど、深キョンが演るとまったく自虐に見えなくなるという芸能三大不思議の一つが見れます。いやでも、自虐がガチに見えてしまうと、アラサーの未婚女を馬鹿にしてんのか!とかいう意見が出ちゃうめんどくさい世の中だから製作側も大変よね、うん。ていうかどう見ても昔はガリ勉だったタイプに見えないけど、可愛いからいいんじゃないかな。ファッションも見るの楽しいし、あああ〜そうか〜♫そうだよな〜♫のフレーズのみ最近頻繁に脳内再生されるぐらいには楽しんで観てます。

 

 

最近アマゾンプライムざんまいです。面白い映画&アニメ感想(2019年2月配信中)

 

あーーのーーー今期は本当にTVアニメどろろがおもしろすぎて好きすぎてドラマ観てても"やっぱどろろがおもしろすぎるな…"という毎日を送る日々(末期症状)。アマゾンプライム配信してくれてありがとうございます…

 

ドラマもぼちぼち観てますけど、菅田将暉氏が教師ヅラして寒すぎる説教かます中二病向けドラマとか観るより(個人的に今期一番つまらないドラマだと思った)他の面白いの観よ…ってな感じでアマゾンプライムにかなりお世話になっております。面白かった映画&アニメ。

 

 

【映画】

◆「LION/ライオン〜25年目のただいま 」 (2016)

これが本当に起こった話と知って観るとなかなかの衝撃を受けた映画でした。印象に残るのは義母がサルーに話した昔父親に受けた虐待の経験となぜ養子を迎えることにしたのかを伝えたシーン。酷い環境にいる子ども達には救われて欲しいし何とかならないのかなと思う人は大勢いても実際助けるために行動に移す人ってそういないと思います。義弟のマントッシュはおそらく虐待を受けていた子どもで、発達障害もあると推察できる描写があったのですが、育てる上で色々葛藤もあったに違いないのに愛情持って育てた両親の優しさに心持ってかれました。個人的には恋人のルーシーとの話よりマントッシュや家族のこれまでのエピソードをもっと観たかったな〜、と。

タイトルの意味がラストに明かされ、エンドロールはキャストではなく実在の義母がサルーの生みの母に会いに行く映像が流れ、良かったよーーーライオンーーーー!!(泣)ってなった一方で、作中の保護しているとは言い難い施設や身売り、虐待といった現代でもこういう環境にいる子供達が世界中にいるという現実が重くのしかかる、そんな映画でした。サルー子役の子は素晴らしかったです。そしてかわいい。

 

◆「ボーダーライン」  (2015)

麻薬戦争を取り扱ったアクション映画で女が主人公って新鮮だな〜と思いながら観てたら、あっそういうことですかまあそうだよね現実的だわってな扱いを受ける主人公。続編もありますけど、彼女出てないみたいで…まあ〜そうだよね…。

裏の主人公とも言えるアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)の死んだ目が最高でした。麻薬世界では私たちが思う正義や道理なんてゴミくずみたいなものなんでしょうか。そういう世界を垣間見ることができるのも映画の面白さ。

 

◆「キャロル」 (2015)

キャロル様結構グイグイいくな〜強すぎ。同性愛って当時病気と思われていた程なのにキャロル様からは周りがどういう目で見ようがうるさいわね吹っ飛ばすわよ!みたいなオーラが最後まで出てました。最後、あのまま夫と離婚せず娘との生活をとるのかと思ったものの、娘のことも諦めないし本来の自分を貫くという漢っぷりを発揮。テレーズの受け身で大人しそうな性格でも、どうしょうもなく惹かれていく様子が視線や表情や仕草から伝わってくるの良かったです。

何と言ってもベッドシーンでのキャロル様の背中。ヤバかったあれは…美しすぎました。同性愛を取り扱う作品で性描写がちゃんとあるかって結構大事だよなぁ…なんてことも思いました。

 

◆「シング・ストリート  未来へのうた」 (2016)

音楽が超超超良かったです。一目惚れした彼女の為に思いつきで少年がバンド組みます。人生ドン底でも好きなものがあること、夢中になれることで救われるよねという話も良かったです。最後のライブカッコよすぎだろ。

 

◆「アジョシ」  (2010)

ハァーーーーーーーウォンビン超久々に観ましたけどもけしからんね。色気ダダ漏れだしアクションクソカッコ良い。

 

◆「ファイト・クラブ」 (1999)

なんというか、心がカツアゲされる映画でした。あの超爽快なラストで私の中で名作リスト入り。やっぱりくすぶった毎日を吹き飛ばすのは爆発しかないということを改めて認識した映画でした(多分そういう映画じゃないです)。

 

 

 【TVアニメ】

★「宇宙よりも遠い場所」  (2018)

ぎょえええええ。面白い。宇宙は"そら"と読むそうです。やたらめったらレビューの評価高いので観てみたらマジでいい大人が泣きました。1話のオープニングの掴みが素晴らしすぎたのです。あれっ私って何もない…ってふと気づいてワンワン泣き出す主人公に大人も共感できるしそこからほとんど一気見しました。ていうか、女子高生が南極行きを目指すってあらすじ見た時、何かのメタ的な話だと思ったのです正直。しかし、ガチで女子高生達が南極まで行っちゃう。周りの大人キャラもちゃんと大人で刺さりました。学生時代に観たかったな〜という気持ちやら大人でもうチャレンジとは縁遠い日常を送る今だから眩しくてちょっと寂しくなる気持ちやらなんかよく分からん感情が沸き起こるド青春アニメでした。面白い!!

 

 

★「SHIROBAKO」  (2014)

ぎょええええ。面白い。声優目指す女の子がようやく掴んだ役を演じた後、友人である主人公が涙するとこで私も一緒に泣きました。アニメ制作会社が舞台なのですけど、序盤から専門用語も結構飛び交う割についていけたのは、漫画「アニメタ!」を読んでいたから。もちろん全てがリアルに沿った話ではないかもしれないですけど、リアルをうまい具合に取り込んだ上での話の展開がシンプルに面白くて、あと登場人物達も面白くて魅力的でした。アニメ制作の裏側も知れて、あとそうそう!!って唸った話がありまして。制作の過程での妥協や手抜きは画面通して視聴者に伝わるっていうような話があった気がするのですが、たまに視聴者バカにしてんのか!?っつう作品に出会うことありますから。特にドラマ界隈(あっ言っちゃった)。

後半、人気漫画のアニメ化の話で、出版社の編集者が本当にどうしようもねえキャラになってて、こいつぶっ殺してえなって思ったのは私だけではないと思うんですけど(いわゆる面倒くさいファン心理です)、大勢が関わりながら本当に面白いコンテンツを生み出すのってやっぱ大変だよねって思いました。でもつまらないものはつまらないって言っちゃいますけど私は。SHIROBAKOはめちゃ面白い!!

 

 

★「ゾンビランドサガ」 (2018)

ぎょええええ。可愛い。ゾンビがアイドルって設定勝ち。アニメはここ2年ぐらいで少し観るようになって制作会社とか全然分からないのですが、さすがにMAPPAは認識するようになりました。いやこんな傑作コンテンツ連発するの凄いです。