このオンナがヤバい2019大賞 ドラマ「本気のしるし」感想
※3話までの感想
いいいいイライラするぅ〜このオンナ
授業参観前にバーベキューするゆうこりんよりイライラするう〜
同窓会当日にシンガポールにいますってマウンティングLINEかます長澤まさみよりイライラするう〜
と毎回思いながら見てます。
原作漫画は知らないので、先が見えない面白さがあります。流され侍の辻(森崎ウィンさん)は平凡な日々に疲れきった顔が良いリーマン。モサっとした先輩と地雷臭がするパッとしない同僚とグッダグダな関係持ってる時点で森崎ウィン最高だな、となりました。私の中のイメージは完全に俺はガンダムで行く!の人だったので‥。
そんな辻が、コンビニで出会った全てが意味不明の幸薄女、浮世(土村芳さん)にズブズブはまっていく話なんですけど、土村芳さんがヤバい(褒めてます)。原作知らないお前が言うなって感じですけどキャスティングした人うまい!!際立つ美人じゃなく、どこか素朴で親しみやすさが感じられる彼女が演るから浮世役が生きるというか。言ってることハチャメチャで会話が成り立たない借金持ちの貧困女、服もノースリーブでちょっと子供っぽい服着てるのもウマイな〜〜と感心してます。不思議ちゃんだけど、コリン星からきました!というタイプの不思議ちゃんじゃなく、ええっと〜〜ホントに大丈夫?どうやって今まで生きてきたの?って感じの不思議ちゃん。
辻が浮世の借金肩代わりしちゃうの、もう3話にして後戻り出来ない地獄待ったなしって感じですが彼が浮世を見放せないのギリギリのラインで分かる気がするのです。私が辻の友人なら全力であの女はやめとけって止めますが彼は多分友人いないので…。
質問された内容に質問で返す(どう思います?って知らねえわ)のもイライラするし借金してる相手の前でビール飲む神経も凡人の私には到底理解出来ないことをやってのける浮世さん。ようやく借金返したのはエラいけどヤミ金に手を出したんだろな〜〜〜期待を裏切らなくて楽しくなってきました。
辻が借金取り(北村有起哉さん)にこれが髭面のおっさんだったら助けてねえだろって言われてたのですが、そりゃそうだろ!!それが人間だと思います。
いやまあ森崎ウィンさんが髭面のおっさん助けるドラマがあるなら私は見ますけども。