ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

最近アマゾンプライムざんまいです。面白い映画&アニメ感想(2019年2月配信中)

 

あーーのーーー今期は本当にTVアニメどろろがおもしろすぎて好きすぎてドラマ観てても"やっぱどろろがおもしろすぎるな…"という毎日を送る日々(末期症状)。アマゾンプライム配信してくれてありがとうございます…

 

ドラマもぼちぼち観てますけど、菅田将暉氏が教師ヅラして寒すぎる説教かます中二病向けドラマとか観るより(個人的に今期一番つまらないドラマだと思った)他の面白いの観よ…ってな感じでアマゾンプライムにかなりお世話になっております。面白かった映画&アニメ。

 

 

【映画】

◆「LION/ライオン〜25年目のただいま 」 (2016)

これが本当に起こった話と知って観るとなかなかの衝撃を受けた映画でした。印象に残るのは義母がサルーに話した昔父親に受けた虐待の経験となぜ養子を迎えることにしたのかを伝えたシーン。酷い環境にいる子ども達には救われて欲しいし何とかならないのかなと思う人は大勢いても実際助けるために行動に移す人ってそういないと思います。義弟のマントッシュはおそらく虐待を受けていた子どもで、発達障害もあると推察できる描写があったのですが、育てる上で色々葛藤もあったに違いないのに愛情持って育てた両親の優しさに心持ってかれました。個人的には恋人のルーシーとの話よりマントッシュや家族のこれまでのエピソードをもっと観たかったな〜、と。

タイトルの意味がラストに明かされ、エンドロールはキャストではなく実在の義母がサルーの生みの母に会いに行く映像が流れ、良かったよーーーライオンーーーー!!(泣)ってなった一方で、作中の保護しているとは言い難い施設や身売り、虐待といった現代でもこういう環境にいる子供達が世界中にいるという現実が重くのしかかる、そんな映画でした。サルー子役の子は素晴らしかったです。そしてかわいい。

 

◆「ボーダーライン」  (2015)

麻薬戦争を取り扱ったアクション映画で女が主人公って新鮮だな〜と思いながら観てたら、あっそういうことですかまあそうだよね現実的だわってな扱いを受ける主人公。続編もありますけど、彼女出てないみたいで…まあ〜そうだよね…。

裏の主人公とも言えるアレハンドロ(ベニチオ・デル・トロ)の死んだ目が最高でした。麻薬世界では私たちが思う正義や道理なんてゴミくずみたいなものなんでしょうか。そういう世界を垣間見ることができるのも映画の面白さ。

 

◆「キャロル」 (2015)

キャロル様結構グイグイいくな〜強すぎ。同性愛って当時病気と思われていた程なのにキャロル様からは周りがどういう目で見ようがうるさいわね吹っ飛ばすわよ!みたいなオーラが最後まで出てました。最後、あのまま夫と離婚せず娘との生活をとるのかと思ったものの、娘のことも諦めないし本来の自分を貫くという漢っぷりを発揮。テレーズの受け身で大人しそうな性格でも、どうしょうもなく惹かれていく様子が視線や表情や仕草から伝わってくるの良かったです。

何と言ってもベッドシーンでのキャロル様の背中。ヤバかったあれは…美しすぎました。同性愛を取り扱う作品で性描写がちゃんとあるかって結構大事だよなぁ…なんてことも思いました。

 

◆「シング・ストリート  未来へのうた」 (2016)

音楽が超超超良かったです。一目惚れした彼女の為に思いつきで少年がバンド組みます。人生ドン底でも好きなものがあること、夢中になれることで救われるよねという話も良かったです。最後のライブカッコよすぎだろ。

 

◆「アジョシ」  (2010)

ハァーーーーーーーウォンビン超久々に観ましたけどもけしからんね。色気ダダ漏れだしアクションクソカッコ良い。

 

◆「ファイト・クラブ」 (1999)

なんというか、心がカツアゲされる映画でした。あの超爽快なラストで私の中で名作リスト入り。やっぱりくすぶった毎日を吹き飛ばすのは爆発しかないということを改めて認識した映画でした(多分そういう映画じゃないです)。

 

 

 【TVアニメ】

★「宇宙よりも遠い場所」  (2018)

ぎょえええええ。面白い。宇宙は"そら"と読むそうです。やたらめったらレビューの評価高いので観てみたらマジでいい大人が泣きました。1話のオープニングの掴みが素晴らしすぎたのです。あれっ私って何もない…ってふと気づいてワンワン泣き出す主人公に大人も共感できるしそこからほとんど一気見しました。ていうか、女子高生が南極行きを目指すってあらすじ見た時、何かのメタ的な話だと思ったのです正直。しかし、ガチで女子高生達が南極まで行っちゃう。周りの大人キャラもちゃんと大人で刺さりました。学生時代に観たかったな〜という気持ちやら大人でもうチャレンジとは縁遠い日常を送る今だから眩しくてちょっと寂しくなる気持ちやらなんかよく分からん感情が沸き起こるド青春アニメでした。面白い!!

 

 

★「SHIROBAKO」  (2014)

ぎょええええ。面白い。声優目指す女の子がようやく掴んだ役を演じた後、友人である主人公が涙するとこで私も一緒に泣きました。アニメ制作会社が舞台なのですけど、序盤から専門用語も結構飛び交う割についていけたのは、漫画「アニメタ!」を読んでいたから。もちろん全てがリアルに沿った話ではないかもしれないですけど、リアルをうまい具合に取り込んだ上での話の展開がシンプルに面白くて、あと登場人物達も面白くて魅力的でした。アニメ制作の裏側も知れて、あとそうそう!!って唸った話がありまして。制作の過程での妥協や手抜きは画面通して視聴者に伝わるっていうような話があった気がするのですが、たまに視聴者バカにしてんのか!?っつう作品に出会うことありますから。特にドラマ界隈(あっ言っちゃった)。

後半、人気漫画のアニメ化の話で、出版社の編集者が本当にどうしようもねえキャラになってて、こいつぶっ殺してえなって思ったのは私だけではないと思うんですけど(いわゆる面倒くさいファン心理です)、大勢が関わりながら本当に面白いコンテンツを生み出すのってやっぱ大変だよねって思いました。でもつまらないものはつまらないって言っちゃいますけど私は。SHIROBAKOはめちゃ面白い!!

 

 

★「ゾンビランドサガ」 (2018)

ぎょええええ。可愛い。ゾンビがアイドルって設定勝ち。アニメはここ2年ぐらいで少し観るようになって制作会社とか全然分からないのですが、さすがにMAPPAは認識するようになりました。いやこんな傑作コンテンツ連発するの凄いです。