ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

映画いろいろ 「バーフバリ」2部作連続摂取はかなりきた。

ここ数ヶ月で観た映画をいくつかピックアップしてだらだら感想残します。

地上波では、漫画の実写映画が色々放送されていたと思うんですが、なかでも「帝一の國」が一番好きでした。「ちはやふる 上/下の句」も青春が眩しすぎましたけど良かったです。「四月は君の嘘」は多分感動を狙って?るんだろうけど思いっきりズレてんな…という印象でした。

GWは久々に映画館行って「レディプレイヤー1」観まして、楽しかったです。楽しかったんですけど、画面の情報が多すぎてついていけない部分もありました…ネットで元ネタ解説してる人達スゴイな!?




♣️「ズートピア」(2016)
ディズニーアニメ映画は近年だと「アナと雪の女王」ぐらいしか観てなくて「ズートピア」も主題歌良いよなぁぐらいの認識で観てみたんですけど、めちゃ良い映画ではないですか。ナマケモノのフラッシュが出てくるシーンは思わずリピート再生しました。子ども向けと思ってぬる〜い感じで観ていたらパンチ食らったと言うか、偏見や人種差別について嫌でも考えさせられる内容に唸りました。しかしニックが32歳のアラサー男子だったとは。


♣️「夜は短し歩けよ乙女」(2017)
原作既読。アニメ「四畳半神話大系」は大分前に一気見してものすごく好きなアニメだったので、森見登美彦原作×湯浅政明監督×アジカン主題歌ってもう白玉抹茶餡子ぐらいの素晴らしい組み合わせ。間違いなく好きに決まってんじゃん!と思ったものの劇場公開時は行けず(´Д`*)…。ようやく観賞しました。原作の話を一夜の話にまとめちゃっても何ら違和感無かったです。というか映像で観ると一夜の物語として観た方がこのハチャメチャ具合とマッチしていてむしろ良かったとも思いました。話は「ぼんくらな僕が彼女とデートするに至るまで」を愉快な人達の縁が絡みながら進んでいきます。あー大学の頃楽しかったなあ!そんな気分にもなりました、楽しい映画です。


♣️「光」(河瀬直美監督 2017)
1回目観た後に音声ガイド有りでもサーっと観てみたんですけど、セリフにかぶってもいけないし短い言葉で適確にその状況を伝えることって本当に難しい仕事だなと感じました。冒頭の美佐子とモニターさん達とのやりとりは素人目にみても美佐子がまだまだだなということが分かりやすく伝わってきまして。私も思いましたよ、それ思いっきり個人の主観じゃん!音声ガイドに主観入れちゃアカンだろって。また個人的に美佐子が劇中の映画監督にインタビューするも結局ジジイの戯言聞かされて結局よく分からない…ってなってたところがツボでした。(えっそんなシーンじゃない?汗)
あとはもうこれは私の好みってだけの話なんですが、弱視カメラマンとの交流を通して美佐子の成長を描くというのは良かったんですけど、恋愛描写は排除して欲しかったです。この先二人が恋人になっていくと思わせる程度で十分で、がっつりキスシーンとか要らんかったなあと。あの場面で一気にラブストーリーみたいな雰囲気になったのがちょっと萎えちゃったんで。美佐子の成長とカメラマンの闇と光、あとは音声ガイドという仕事の素晴らしさが伝わってきてそれでもう胸いっぱい…ラストシーン良かったです、印象に残りました。


♣️「96時間」(2008)
無敵な父ちゃんが犯罪に巻き込まれた娘を助けるために人を殺しまくる話。話はシンプル、派手なアクションありで面白かったです!細けえことは気にすんじゃねえ的な映画は結構好きです。(ただしアクション映画に限る) 娘が結構なお馬鹿ちゃんな子で、この娘の為に巻き添えくらった罪を犯してない市民もいたはず。もうちょっと可愛げのある娘にしてもらったら観てるこっちも"ウム、多少の犠牲は仕方ない"ってなるんですがね。まあそういった思いも吹き飛ばすほど父役のリーアム・ニーソン無双っぷりを楽しめたので良しです。続編もそのうち観てみようかな…


♣️「メッセージ」(2016)
突如現れた地球外生命体(ヘプタポッド)との交流は、実際現れたらこういう対応になるのかなという想像も出来て思ったより楽しめました。しかし、ヘプタポッドが地球に来たのは3000年後の奴らの危機を地球人に救って欲しいという理由だった、という設定にはたまげて"ハ!?( ´Д`)"となりました。いや3000年後の話って…どうでもええわ。地球もなくなってるわきっと。
そんなことより!後半にかけての主人公の人生に関わる重大な事が明かされるところからぐっと見入っちゃいまして。最後の方で主人公があることを彼に問うんですが、その彼の返しがいいなあと素直に思えました。私も彼女と同じ道を選ぶと思います。


♣️「バーフバリ 伝説誕生」(2015)
観終わった時は、"なんかスゴイもんを観た…"と、しばらくバーフバリの顔が脳内を占拠します。序盤のシヴドゥが仮面の女(妄想)を追いかけて滝を登るあたりで笑いがこみ上げてきたんですけど、インド映画の音楽って良いんですよね…なぜか毎シーン聞き入っちゃうんですわ。彼女に無断で入れ墨書いちゃうシーンもコイツちょっとやべえって一瞬だけ思ったものの彼女と宮殿みたいなところでキャッキャウフフし始めたらその世界にこちらも魅了されてもう変態でもいいよ…ってなります。
そしてアクションシーンは"どんだけ!?(; ̄◇ ̄)┘"というぐらい強すぎてこれまた笑いがこみ上げてきました。筋肉好きな人には堪らない映画になってます。


♣️「バーフバリ 王の凱旋」(2017)
1作目より更にパワーアップしてどエライ事になってます、アクションも両親が恋に落ちるところも。船が空飛び始めたり、終盤でシヴドゥ達が宮殿へ突入するあたりとか、もう最高だぜ!あのヤシの木の利用方法は斬新すぎた。
そしてこの作品に出てくる女性って強キャラばっかで、バーフバリが嫁と姑の板挟みみたいになってましたが、バーフバリも嫁デーヴァセーナもまあ正論を真正面から堂々と吐くわ、悪人には容赦無いわという似た者夫婦。始まりが良ければ国母シヴァガミさんと仲良くなれて最強の嫁を持つ最強の王になっていただろうに。
ちょーっと長いなあとも思ったんですが、バーフバリ父子に気づいたら恋してました。ゴリマッチョ最高。さすがに2作立て続けに観ると脳がおかしくなり、しばらくマヒシュマティ王国のことしか考えられなくなっていたので日常生活送るのが大変でした。