ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

2018年冬ドラマ感想 終盤編 「明日の君がもっと好き」の制作過程をドキュメンタリーで超見たい。

 

海月姫

ドラマとして見るとハイ??ファッションの仕事なめてんの?とか思うけど、漫画の実写化としてはオッケーなのです。シンデレラストーリーとか言われている本ドラマですがリアリティのかけらも感じられません。でも漫画の実写の"再現"という点で見ると良く出来ていると思うので絵面を楽しむドラマ。瀬戸くんの美女っぷりの功績はかなり大きいです。

しかし。もう私のような年代はこのドラマのターゲットでは無いと思い知らされてます。そういえば原作漫画もまだ途中までしか読んでなかったことに気づき、いきなり出てきた賀来賢人くん演じる社長が"この洋服とデザイン全部買うよ"って言った瞬間話飛びすぎで"つ…ついていけねぇ…"ってなっちゃいまして。江口のりこさんのインド人役は面白くて別にそんなこと思わなかったのになぜだ。いやほんと、原作漫画は好きなんですけれども。実写化って本当に難しいなぁ〜と改めて思うドラマです。

9話はお、おとうとよ〜〜(^o^;)蔵子の切ねぇ表情が良かったです。最終回はガチな恋愛見せるのかしら。

 

きみが心に棲みついた

ちょっとちょっと〜ここにきて向井理さんの星名が良いではないですか!原作のサイコパスみが薄れてマンガキャラの域を飛びだして生身の人間であることを感じられる人になってて同情しそうになってしまいます。原作読んだ時は星名がどうなろうが知ったこっちゃないって思っていたんですが、彼を救ってあげられるのはおそらくキョドコしかいないんでね…星名がキョドコと居る時にふと見せる素の姿と会社での振る舞い、大学時代の役も全く違和感無い向井さんの株が私の中でちょっと上がりました。そして実写化した時に自分が求めるのはやっぱりこういう所なんだなと思います。キャラの再現ではなくて、人間らしさを感じられるかどうかってところですかね…。

で、肝心のキョドコはやっぱりマンガキャラだな〜演技の上手い下手とかではなくて。話の方は吉崎さんとのハッピーエンドを想像してましたけど、星名に揺さぶりかけられてまたウジウジするのも、まあ…そうなっちゃうかもね…というか吉崎さんに肝心なこと言えずにどんどん溜めていくから飯田さんの件含め問題が大きくなっていってんだぞ…もうどんなエンドでもありえるなと。

吉崎さんの女の後輩が思ったよりクソで馬鹿っぽいキャラになってるの笑いました。出版社の編集って良い大学出てる人しかなれないっていうイメージあるんで。あと吉崎さんの元カノ、いい年の女が"心友"とか平気で言っちゃうの寒かったです。

  

anone

初回に感じた登場人物達のファンタジー感は強くなるし偽札パートの話が思ったより引きずるのであんまり集中出来ないドラマになってきちゃいました。俳優さん達の演技は素晴らしいと思うんですけど 、偽札作りの作業工程とかどうでもいいんすわ…。ハリカの昔の施設の話はあの1話だけ?いつからネカフェで暮らしてたの?いつから記憶無くしてたんだっけ?この辺りの話、またくると思ってたんですが。色々謎すぎる…。

中世古も不気味だけど現実感がないのは鈴木杏ちゃん演じる嫁も同じです。あのねさんの娘の玲よりイライラしました。小さな子どもがいて"お金ってそんなに大事かな"ってバカなの?当たり前だろーが!!って思っちゃいまして。嫁はもしかして世間知らずのお嬢なんでしょうか。食うに困らない程度あればいいとはいえ結構家計ギリギリという設定ぽいし、中世古夫婦の背景が見えないから余計にそう思いました。

8話で花房さんが動きちょっと現実路線も見えてきたのでどうなるんでしょう。入り込めないと思いながらもハリカが幸せになる姿が見たいです。

 

アンナチュラ

9話の主役はLemonでした。前にも何かの記事でちらっと書いたんですけど、米津さんのタイアップ曲、なんで毎回毎回こんな完璧なのって曲ばっかりでこの人本当の天才なんだなとビビります。(私は「3月のライオン」の「orion」で落ちました) 完璧という言葉は変かもしれないですが、毎回作品イメージとのハマり具合にヒィぃスゴイ( ゚д゚)となります。

話の方は、前回の事件が頭から抜けてたのでおぉ〜そう来たか、と。今期ドラマ全部観ているわけじゃないけど、やっぱり突き抜けて良いです。総合力高い!最終回は多分リアムタイムで視聴します。

 

リピート〜運命を変える10ヶ月〜

これも好きなドラマです。深夜枠なのがちょっと惜しいです。次回の最終回で1話冒頭の場面になります。大ドンデン返しに期待。ミステリーが面白い内容なんですけど本郷奏多くんの年下彼氏ぶりにもどんどんはまっていきました。

 

明日の君がもっと好き

は?

 

は?

 

は?

 

は?(白目)

 

!?フリップ芸!?!?

 

おい、なんでキャストの副音声放送やってくれなかったんだ!毎回副音声やってたら多分結構盛り上がって視聴率アップ狙えた作品だと思うぞ。市原くんとタクシーのストーカーの直虎コンビでやってくれようもんなら最高だったに違いない。ラスト10分で唐突に主人公がドラマタイトルを紙芝居で魅せてくれた超斬新な作品でした。

ちょっとこれ、制作過程ドキュメンタリーでどっか配信してくれないだろうか。最初の脚本家との打ち合わせから。俳優さん達ではなく、演出、美術、衣装さんらスタッフの打ち合わせが超見たい。絶対フザ…あ、いや面白がってた人いたと思う。そんであのどデカイ月は誰の指令なの?私は脚本家の指示に違いないと思っている。

 

最終回、みんなの言っていることがほとんど頭に入らなかったんですけど、伊藤歩さんの

"私、心がぶきっちょだから"

これが結構強烈だった。

心がぶきっちょ。積極的に使っていこうと思います。