ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

最近観た映画の感想

◆「そこのみにて光輝く」(2014)

覚悟して観た方がよさそうな映画だったので、ある程度あらすじを知って、ネタバレした状態で観ました。

千夏が達夫に初めて会った時、海辺で彼に話しかけるシーンで、"ああ、この子はこの状態から連れ出してくれる何かを、誰かを待ってたんだろうなあ"と感じました。こんなどん底の境遇、他人がどうこう出来る状態ではないし諦めが見えるんですけどでもどこかそんな気持ちがあったんだろうなあと池脇千鶴さんの演技でそんな風に伝わってきました。幸薄い感じが最高でした・・・体張ってましたな。こんな状態でも家族を置いて家を出ることが出来ないのは、きっと父親が元気だった子供の頃は貧乏ながらも普通の生活送ってたんだろうなあ、母親もきっと"お母さん"してたんじゃなかろうか・・・と想像しました。いやそう思いたい。そうでもなきゃいくら家族が大切って言われても限界があるし。拓児の明るすぎるキャラにしても。

綾野剛さんも菅田将暉くんもオーラ抹殺してて素晴らしかったです。菅田くんの"田舎にいそうなバカ青年感"凄いです。いや私もそこそこ田舎な所で生まれ育ってこういう奴実際には遭遇したことないですけどね、"その辺にいそう感"ハンパない演技でした。

あと中島が達夫に家族大事にしたらどうですかと言われて"大事にしてるからおかしくなる"って返すセリフ、こいつ本当にくず野郎だと思いました。

希望はないけど救いが感じられたラストでした。でもどこか別世界の人たちを見ていた、という感覚でした。

 

◆「横道世之介」(2013)

吉高由里子さん演じる祥子お嬢様が可愛いかったです。世之介と青春時代関わりを持った人たちが回想しながら物語が進んでいくのも良かったです。なんてことないエピソードが続くのに世之介の魅力が十分伝わってきました。高良健吾さんの演技良かったです。でも2時間半越えはちょっと長いかなあ。

映画中盤の難民に遭遇する場面だけ、なんでこのシーンがあるのかな?と思ったんですよね、ちょっと唐突過ぎて。祥子が国連で働くきっかけになってるんですねぇ(wikiより)。映画でははっきり祥子の職業に触れてなかった気がするんで、ここが一応伏線にはなってたのは読み取れませんでした。まあ、そんな気にすることでもないですが。

 

◆「トランスフォーマー」 (2007)

今さらですが第1作目を観ました。スパイダーマンといい、地味めな高校生と美少女の組み合わせって割と多いのかなあ…

個人的に「プリズン・ブレイク」のスクレ役の俳優さんを見れて良かったです。アクション、CGと迫力満点で楽しめました。でも途中で敵と味方どっちか分かんないロボもあったり。

 

◆「アメイジングスパイダーマン」(2012) & 2(2014)

スパイダーマンは昔1作目のみ観たことがあります。新シリーズですね。金ローで2が放送されるということで、その前に1をAmazonプライムで観ました。エマ・ストーンは可愛いな!

2ですけど、ヒロインが死んじゃうって、こんなんヒーロー映画じゃないじゃん!! 1の方が話がシンプルでまだ良かったかなあ。1観終わった後、2はピーターの父親の話とグウェンとの話がメインだろうなと想像したんですが、これに加えてマックスやハリーの話やら詰め込みすぎで、ピーターもウダウダし過ぎで入り込めませんでしたね・・・。蜘蛛糸で飛びまわるシーンは最高ですけど。あと、こういう映画でヒーローの戦いに"私も一緒についていく!!"って大した力ないのにうろつくヒロインがあんまり好きじゃないんです。。その点、トランスフォーマーの彼女はめちゃ格好いいなって思いました。

 

◆「アバター 」(2009)

 続編三部作が決まってるんですねぇ。話題になってたのは記憶にあるんですが8年も前とは。てっきり青い宇宙人との交流を描いているのかなと思ったんですが、地球人VS宇宙人の戦争ものでした。いやこのテーマかもしれない侵略する側・される側の立場とか戦争とか難しく考えると色々目につく脚本だったんでこれは映像を楽しむ映画だと思うことにしました。ジェイクがナヴィ達から受け入れられて(元軍人だからってだけ?)ヒーロー扱い(トゥルークのあたり)受けるくだりはもうちょっと説得力が欲しいなあなんて思ったり。ナヴィ達がちょっとキモい、からどんどんキモカワイく見えてくるから不思議です。

大佐と科学者死んじゃったんじゃなかったのかよ。続編で再登場するみたいです。だったらヘリパイロットの女の子も再登場させてほしいです。