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十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

漫画 「邦キチ!映子さん」を読んでから実写映画「進撃の巨人」を観たら最高だった

 

ここ数年で読みながら本当に面白くて吹いたコメディ漫画は聖☆おにいさん」と「高台家の人々」と「邦キチ!映子さん」です。「邦キチ!映子さん」は面白い邦画とアジア映画を紹介してくれるプレゼン漫画ですが、何やかんやこの漫画の影響で出てくる作品4分の1ぐらいは制覇しているので我ながらどうかしてます。「テラフォーマーズ」とか心を無にして観ました(一番良かったのは、本編終了後の伊藤英明氏インタビュー映像)

 

最近映画ネタ漫画がすごく増えているようなそうでもないような気がする一方で、なんでドラマネタの漫画無いの!って嘆いてます。映画界に負けないぐらい日本ドラマ界にも映子さんが好きそうな(香ばしい)作品が山ほど埋まっているので誰か描いてくれないかなと思ったりするこの頃です。一押しドラマは映子さんも大好きな市原隼人氏主演の「明日の君がもっと好き」で、円盤はもちろん発売されていない(レンタルにも置いてあるのか疑問)代物なのですが。

 

 進撃の巨人」が入っているのはこちらの2巻。

 

進撃の巨人はTVアニメで追っている派で、実写映画は観る気が毛ほども無かったのですが、「邦キチ!映子さん」のプレゼン漫画を読んでんなアホな…という笑撃受け、アマプラ配信中ということなのでエレンが主婦の乳を触るシーンが本当にあるか確かめる為に二部作とも鑑賞しました(ツタヤレンタルの50円クーポンですら使いたくない)。

 

 

登場人物が皆東洋人とかいかにも軍艦島の廃屋バックに戦ったり、とかいうのは置いといて、最初のエレン、ミカサ、アルミンの厨二病丸出しの会話と演技に正直梅雨の湿気が一気に吹き飛んで寒気がしたのですが、巨人が人間をムシャムシャ食うシーンはとても良かったです。いや案外悪くないんじゃないの!?私は実写化する際の原作からの改変は歓迎するタイプなのでこういう話ならミカサが本当に死んだことにしてくれてもよかったとも思いましたが、それだとシキシマとミカサがイチャつきながらリンゴを食う名シーンは誕生しなかったでしょう。え?なに?深夜の不倫ドラマ?これは本当に驚いたのですが、いきなり乳触らせる主婦(ヒアナ)とエレンよりもすぐ側にいた盛ったカップルの方が気になりまして。彼女がヤケクソになって爆弾とともに特攻かけるところは何だかよく分からないですが印象に残りました。エレンが巨人化して暴れる描写もかなり爽快でございました。本当に巨人の描写はかなり好きです。

 

続いて後編の「エンド オブ ザ ワールド」、通称シキシマ部屋でシャンパン持ち透け感ある白シャツを襟立てて着たシキシマが登場。この映画版の巨人のからくりと歴史を丁寧に説明してくれますので真剣に観ました。コンビニの女子高生が映ったぞ!巨人化したぞ!ところでエレンの真っ白な服はシキシマが着替えさせたんでしょうかはっきりしてくれ。

 

クライマックスはシキシマが原作でいうところの鎧の巨人、國村隼さんが超大型巨人となりますが…そうきたか!面白いわ。ジャンが死ぬ時のカットと音楽がモロ特撮風味で超笑ったしおそらく原作やアニメを観ていない人からするとなんのこっちゃとなる気がしますが、シキシマが超大型巨人に特攻をかけて万事オーケー。エレンは特にこれといって役に立たないまま、一応爆撃で穴塞げたラッキーみたいな感じでミカサと二人で壁に登ってみたらそこには海があった…ちゃんちゃん、で終わっていたような気がします。この最後のシーンはアニメ版ではつい最近ようやく海にたどり着いたエレン達を思い出すなどして何とも言えない気分になってしまいましたが。そして作中で名言されていませんがシキシマはエレンの兄らしく、フーン…あっそ。

 

最後に、石原さとみさんのカチキレた演技は、人が覚醒する瞬間に立ち会えたかのような感動さえありました。ベストオブアクトはドラマ「アンナチュラル」だと勘違いしてました。映画のハンジさんは全くもって頼りにならない先輩でしたけど…本当にマジで頼りにならない先輩でしたけど。

 

多分この映画観た原作知る人は鬼の形相になるか、泡吹くか、ゲラゲラ笑うかのどれかだと思います…幸い私は笑って楽しめました。ハリウッド版実写映画も楽しみです。「ドラゴンボール」みたいにならないことを祈っております。

 

次は実写版「魔女の宅急便」でも観るか…

 

 

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN
 

 

 

 

 

 

 

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