ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

漫画「私の少年」5&6巻 感想

 

私の少年(6) (ヤングマガジンコミックス)

 

 

クリスマスに歯医者行く聡子、ほんと聡子だな…好きです。

聡子が東京に戻ってきてから明るい方へ物語は進んでいるはずなのに、"真修と向き合う"ことを選んだ聡子の抱えるものがどんどん大きくなっていく気がして6巻まできてもどこか苦しいです。

 

妹のまゆがかなり二人をプッシュする立ち位置にいますが、表面上ただキャッキャしているキャラではないのは4巻から感じていたので、まゆ視点で多和田家がどんな家庭環境だったのか明らかになったわけですが、何となく予想していたとおりの感じでした。

 

真修の世界を開きたいと願う聡子の想いを分かってもらうには14歳という年齢は幼すぎます。クリスマスに友人達のところへ行けと言われた時の真修の顔〜〜美少年。。読んでいると絵が美しい以外の感想が吹っ飛びそうになる時がありますが、正直どんな終わり方になるのか全然想像がつきません。この先は読者の想像にお任せ〜的なふわふわっとした感じにはならなさそうですが…。

  

また真修の同級生の菜緒が好感の持てる可愛いらしい子なので、ここも気になります。

 

 

 

これうまく文章にまとめられないのですが、作者の高野ひと深さんのインタビュー記事読んで、ああこの方が描くラストならどんな形でも受け入れられるな、と思いました。漫画以外でも言えることですけど作品と作者(作り手)は切り離して読んでいるつもりだし、作者がどんな人だろうと気にすることもほとんど無いですが、未成年と成人女性という倫理観が問われるとも言える難しい題材です。物語に"正しさ"を求めているわけではないですが、この作品問わず自分の中でボーダーラインのようなものがあって、あ、これは無理だなと思ったら距離置いて読まないし観ないです。私の中でそういう不安要素は「私の少年」には無いですが、インタビュー記事など読んでもこの作者さんには安心してついていけると思っています。

 

 

 

 

 完結しました。

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 4巻の感想

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