ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

ドラマ版「伊藤くん A to E」 池田エライザちゃん優勝!のドラマでした。

年末年始にかけて放送されてたのをちんたら見てまして、今さらですが感想です。1話30分ドラマで一言で感想言うとなんなんこの茶番( ´Д`)y━・~~って感じでしたが、伊藤のようなしょうもない男に振り回された経験のある人には多分面白く感じるんじゃないでしょうか。いや知らんけど。

2018年1月公開の映画版と内容がどうもかぶっているようです。伊藤という男と接点を持つ女4人(A〜D)の話がドラマになってて主人公の木村文乃さんが彼女らの話を上から目線のお前何様?的な態度で相談にのるっていうそれだけのドラマでございます。AからDのそれぞれ伊藤役は毎回違う役者さんが「伊藤」を演じていて木村さんも"この人達が言っている伊藤ってもしや同一人物…?"と半信半疑な感じで話が進むものの、観てるこちらとしては状況と周辺人物がめっちゃ繋がってるので同一人物の話と分かりきった状態で話が続くので結構白けます。

これ、もしやAからDの女って矢崎本人(木村さん)の話じゃね!?とも最初思ったんですが、全く違うとも言い切れない感じで終わってました。

 

とりあえずAからDの女達ですけども。役名カットします。。

 

【A 佐々木希さん】

佐々木希さんに好意持たれてても便利な子としか思えない伊藤。たまにデートするも恋人関係ではない。まずここで視聴者は佐々木希さんに手を出さない伊藤についていけなくなると思うんです。あの佐々木希さんでっせ?信じられない。配役ミスだと思いました。ハイ次。

 

【B 志田未来ちゃん】

志田未来ちゃんをストーカーするキモい伊藤。このパートは志田未来ちゃんと山下リオちゃんの女友情物語がメインですね。ハイ次。

 

【C 池田エライザちゃん】

はい、優勝!エライザちゃんがエロくて頭のネジがゆるい感じの女の子を好演してます。エライザちゃんの親友の夏帆さんの好きな人が伊藤で、上手くいきそうな夏帆さんを見て焦ってつい伊藤を誘って体の関係持ってしまい自己嫌悪に陥るというしょうもない話。ここまでくると伊藤という男が全く分からず、もしかして伊藤はネタで色んな子と接点持ってんのかなという疑惑を持ったんですけどそうでもなく意外にも本気な様子でエライザちゃんにハマってました。

 

【D 夏帆さん】

伊藤とホテル行くも何も起きずにフラれて、ヤケになってクズケンという知り合いとホテル行く夏帆さん。ここで伊藤が夏帆さんを追ってホテルまで来て修羅場?というか訳わからん状態になり視聴者はクズケンと一緒に置いてきぼりな気持ちにさせられます。クズケンが可哀想…。伊藤がフった夏帆さんに執着しようとする時点で何だオマエは!?いっぺん死んでこい!ってなります。そんで最後はケンカしてた池田エライザちゃんと仲直り…みたいな感じになってた気がします。あれ違ったかな。

 

 

役がハマっていると思えたのはC女の池田エライザちゃんだけで、正直言って主役の木村文乃さんもピンとこないというか。タバコ似合わないし、頑張って"イタイ女"演じてるな感がありました。恋愛ものって登場人物誰かに共感できる人がいないと面白いと思えないんです、私の場合は。自分の経験と想像力が貧相っていうこともあると思いますが、あ〜〜分かる〜ってなるシーンが皆無だったので、"知り合いの従兄弟の先輩の恋愛話"を聞かされた飲み会ぐらいの感覚でした(つまりどうでもよい)。伊藤が魅力的なキャラだったら傑作とまではいかなくても面白い恋愛ドラマだったかもしれない、とぼやっと思いました。