ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

アニメ「たまこラブストーリー」感想

TVシリーズの「たまこまーけっと」は観ておりません。というかTVシリーズあったの知らずに映画の方観ました。冒頭から糸電話が出てきまして、こりゃピュアっピュアな高校生だなぁ…ついていけるかな、なんて思いましたけども、観終わった後の感想は、キャラも話もりぼんに載ってる少女漫画みたいだったな〜と。大人が観ても楽しめるけど、小学校高学年〜中学生ぐらいの恋愛に憧れる女子にオススメしたくなる映画でした。映画単体で観てもちゃんとついていけます。

 

たまこは少女漫画の主人公あるあるの人によってはイラつかせるぐらいの鈍感にも程があるでしょーがって言いたくなる感じのキャラでした。いや可愛いんですけどね。あともち蔵ですけど。ラストシーンもすごく良かったんですけど、個人的にはもち蔵が通学途中に河原で叫ぶシーンをマイベストとして推したいです。"気持ちはわかるわかる〜叫ばずにいられないね!青春だな!^ - ^"ってなりました。告白して相手がノーリアクションってかなりこたえますよ…この辺からのもち蔵の無かったことにして発言、たまこの自覚、からのラストの展開って少女漫画で何度も見たことある話ですけど、丁寧に描かれてました。終わり方も余韻に浸れるような終わり方で良かったです。

 

予備知識無しで観たので、みどりちゃんはもち蔵のことが好きだと最初思ったんですけど話が進むにつれ、あれ違うっぽいなと感じるセリフがあったりして。みどりちゃんのキャラが良かったですね。複雑な思いが伝わってきたし、最後にたまこを送り出すシーンでの心情の変化も見ていて無理がなかったです。

 

高校3年生というのもあって進路の話やバトン部の話もうまく盛り込まれていましたけど、タイトルの"ラブストーリー"がピッタリの映画だったと思います。