久々に映画観て泣けてきました。 映画「新感染 ファイナル・エクスプレス」感想
※少しネタバレしてます。
最寄りの映画館では今週で上映終了と知って、滑り込みで観てきました絶賛相次ぐ話題の韓国映画「新感染」。映画館で観るのは「美女と野獣」振り。ゾンビ映画ってよく考えたら「アイアムアヒーロー」しか観たことありません。韓国映画も超久々です。いつぶりだろうって考えてたんですけど、もしかしたらレンタルで観た「オールドボーイ」以来じゃないか?あれ?もう10年ぐらい経ってる?ヒーーー怖っって思いながら観に行きましたよ。
あらすじ
新幹線でゾンビと戦う
"わぁぁぁうそだ!!"
この映画は生き残ってくれよ・・って思った人達がどんどん死に(ゾンビ化)ます。心の中で"うそだ!!!"と何回も叫んでました。そして胸糞悪い人間も出てきますが、こういう奴はしぶといんですよね。あるあるですけど、話が進むにつれどんどん先が読めなくなる面白さがありました。没頭して観れましたね。ゾンビも大量に襲ってくるシーンは怖かったですけど、グロい描写はあんまりなく、身体能力も個人差があるように見えました。
"サンファ超かっこいい!惚れる!"
妊婦の奥さんを持つガタイのいいサンファ(マ・ドンソクさん)が素手でゾンビを張っ倒していきます。武器は野球部員が持つバットしかないという絶望的な状況。これは惚れるでしょう!そしてこのあたりから主役のリーマンパパ(コン・ユさん)にも変化が見られます。男子高校生もがんばってました。サンファはちょっと超人でしたけど、その辺にいる普通の他人だった人たちが一丸となってゾンビに立ち向かう、そして助け合う様子は胸アツでした。
"うん・・・もうやっちまえ!!"
これ、おばあちゃん姉妹のシーンで思いました。おばあちゃんが絶望してとても褒められる行動ではないことをしでかします。でも直前のシーンで怒りがこみあげてきてたんで、"あ、この顔・・やるつもりだな。うん、もう知らねぇやっちまえ!!"って感じでした。
"はああ・・・ラストこうきたか"
正直、この手の生き残り系映画の最後って愛する人との再会が定番なので、ママ登場かな!?って思ったんですけど、思いもよらないラストでした。でもそれが良かったです。スアンちゃんの号泣はさすがに泣けてきました。パパは、仕事が忙しく家族に向きあえないダメパパと思う人も多くいたかもしれないですけど、私はそうは思わなかったですね・・責める気持ちになれなかったです。生活に疲弊して周りのことを考える余裕がなくなる感じ、そういうことあるでしょ。強い人間ばかりじゃない。そんなパパが娘を守るため、ホームレスを助けるため、妊婦を助けるために変わっていくのです。こりゃ泣くわ。
もう何年も韓国映画観てなかったこともあって(ドラマは歴史ものばっか観ていた)、今回出演されてた俳優さん達全員初めて知る方達だったんですけど、皆さん素晴らしかったです。私は韓国映画は日本でもヒットした作品が主で、多分10本ぐらいしか観てないんですけど、胸にガツンとくる作品が多いなという印象は持ってました。邦画は小説や漫画原作ばっかりですしね・・韓国やるなあ!!と素人目線ながら思いました。もう1回観たいぐらいですけど、時間的にもう無理なのでレンタルまで待ちます。
続編