ただ言いたいだけです。

30代の女です。ドラマと漫画のネタバレ感想。たまに映画とアニメ。話がよく脱線します。

気持ちが落ちた時に読み返したくなります。 漫画 「7SEEDS」 後編

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35巻で完結しました。

 

感想前編

kansou-kumako.hatenablog.com

 

感想後編です。

秋チーム

夏Aを除いた4チームの中で、破滅した世界で人は狂っていくと思わせたのはこのチームのみです。その点で一番リアリティあるチームだったのでは。他の3チームは一緒になったメンバーがラッキーな上に柔軟性があって適応能力が高い人たちがほとんどな気がするんで。特に蘭と秋ヲはリーダー的存在でチームの精神的支柱にもなってたんで精神ギリギリ状態の蘭が前を向いていく姿にはああ、良かったと思いました。佐渡での暗闇シーンなんて想像したら地獄です。

秋ヲ

外見から35歳ぐらいのオッさんだと思ってましたけど、まだ若者なんですよね。。安吾や涼へかける言葉は社会人経験のある人しか言えない説得力がありました。

くるみ

全キャラの中で、友達になりたいナンバー1の子でした。環境が安定してない時に子ども作るなんて軽率とも言えますけど、周りを癒すオーラのある子でした。佐渡で流星に対してぶちまけた時は、"よく言った!"ってなりました。頼もしいお母さんになりそうです。

流星

ヘタレで軽〜い感じの子で、秀才や身体能力が高い人がほとんどの秋チームの中で、何でこの子選ばれたんだろうと思わなくもなかったですけど、最後は男見せてくれました。子育てがんばってね。

結構ハッキリもの言う姉御肌タイプですが優しい子で、あんまり目立ってなかったかもしれないけど、好きなキャラです。源五郎といい感じになってたんで、この二人も番外編希望です。・・・全員番外編でとりあげてほしいんで番外編だけで単行本3冊ぐらい出てほしいです。

朔也

こんな環境で体にでるストレスがハゲぐらいで済むなんて朔也は強いですよ。ハゲ出ない人たちがおかしい。

刈田

お蘭さんに好意持つなんて素敵じゃないですか。刈田もあんまり目立ってなかったですけど、名前なんだっけこいつ?となる人が一人もいないのもこの漫画の凄いところです。夏Aガイドの卯浪(すぐ死ぬけど)を除いて"どうでもいい"と思うキャラが一人もいないんです。

 

冬チーム

新巻さん

まず思いましたね。15年て何て作者さんは容赦ないんだ、と。5年ぐらいにしてあげてくれよ、と。この作品は全員が主人公になれるぐらい魅力的なキャラばっかりでしたけど、新巻さんはナツ、花に並ぶ主人公と言ってもよいです。吹雪、美鶴さんが亡くなった時、犬っこ達が死んじゃった時、蜘蛛糸で死にかけた時、花助けようとして死にかけた時、と"もうやめて!"と最後までどうなるか分からず一番ハラハラしたのはこの人でしょう。33巻のあゆ、源五郎とのシーンは私もいい年なのに涙出そうになりました。早くあゆと子ども作って下さい。

 

夏Aチーム

安居

卯浪は置いといて、十六夜さんや花にしたことは犯罪で、しかも罪の意識が無いですからね、擁護のしようがありません。しかし心情的にやりきれない、と言ったらいいんでしょうか、最後には救われてほしい子でした。花のところで和解できたらいい、と書きましたが和解できなくても十六夜さんは、花は、誰かにとっての”茂”であったということに気づいてほしい・・暴力による負の連鎖についても考えさせられる漫画でした。

蝉丸が花へ言ったセリフ"片方からだけ話を聞くと間違うから"は道徳で取り上げられるべき名言ですよ。こういう人が周りに一人でもいたら生きていけますきっと。あと涼にも感謝した方がいいと思うよ・・( ̄  ̄;)。

幼少期は一番根が真っ直ぐな正義感あふれる子という印象で、涼からも指摘されてましたが、元々嵐みたいな性格なんですよね。安居にはいつか家族を持ってほしい。螢ちゃんなんていいんじゃないですか。年の差5歳ぐらいでしょ、オッケー問題ない!

特攻少女まつりの前では涼も降参でしょう。涼は最初から最後まで行動の動機が安居LOVEでしたね・・。

源五郎

他チームのメンバーへの歩みよりが最初に見られたのはこのお方だったような気がします。夏Aの中で一番好きなキャラです。いつの間にか皆と馴染んで会話しているし、優しい人柄が言葉に現れてました。佐渡ではリーダーシップ発揮してましたけど、上司にするなら源五郎です。33巻は何度でも読み返したくなります。

小瑠璃

印象に残ってるのは、佐渡で拳銃を持って要の所に向かう涼を"止めない"と言ったシーンですかね。夏Aメンバーからしたら止めることはしないでしょう。小瑠璃も花父や要を赦すことはないんだろうなと感じました。安吾と小瑠璃は特に純粋な二人でしたからね。。最終巻、嵐を助けに行った時の"ずっと間にあいたかったんだ"にはじんときました。

あゆ

よく考えたら選抜テストで意思を持って人を死なせたのはあゆだけ??一生抱えて生きていくには重すぎるので、鷹さんに支えてもらえばいいよ。。鷹さん面倒くさいところあるかもしれないけどね。美人のKY発言て最高でしょ、ズカズカ突っ込んでいくところも魅力でした。

虹子

選抜テストで唯一はっきり内容が明かされなかった謎の子でした。他人に興味無さそうですが、源五郎と同じでいつの間にか蘭達と馴染んで仲間意識芽生えてた自分に戸惑ってた様子が意外でよかったです。。実は結構義理人情に厚い子なのでは、なんて思ったり。

最後巻で顔が見れるかなと思ったんですが、残念( ;∀;) 

 

 

作者さんがあとがきで"この話はサバイバル漫画じゃない、終わってみてわかる"とコメントしておりますが、本当にそうですね。自分の16年を振り返ってみても色々ありました。そんで、新巻さんはこの間ずっと一人だったんだなぁ、と(しつこい)

全国の学校の図書館に置いてほしい漫画です。子供たちに読んでほしいですねぇ。

楽しみな作品が終わってさみしい気持ちもありますが、感謝の言葉で感想終わりにします。本当にありがとうございました。

 

というか、番外編がいつ単行本になるか分からないんで本誌の番外編読んじゃいました・・