ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

理想の年上彼女と年下彼氏でした。漫画「恋とごはんと虹色日和」

恋とごはんと虹色日和 (思い出食堂コミックス)

1巻完結「恋とごはんと虹色日和」の感想です。作者は浅野りんさんです。今1~2巻で完結する面白い漫画を探してまして。オムニバス作品なんかも好きで探しているんですけど、なかなか見つけられません。これはふと目にとまり最初の数ページ読んで好きな雰囲気の漫画だと思ったので最後まで読みました。お気に入り作品です。

 

あらすじ

婚活料理教室で出会った32歳の彼女と25歳の彼が結婚するまでのほのぼのストーリーです。各話タイトルが料理名となってます。

 

感想

作者さんの"理想の年上彼女と年下彼氏を描いた"そうですが、本当にそうでした。私なんかは年も近いので彼女の陽向さん目線で読んでましたけど、彼氏の雨宮君の包容力が半端ないです。陽向さんは仕事も出来て何でもテキパキこなし、つい仕切っちゃうタイプなんですが、素直で可愛らしい面もあります。そんな彼女に雨宮君が一目惚れするんですけど、この彼は絵柄の雰囲気もあって見た目は素朴、無口なイメージです(長身というのがイイ!)。しかし普通だったら照れてなかなか言えないようなこともストレートにさらっと言うのでイケメン設定キャラが言うより破壊力があります。

年の差7歳って社会人同士だしあんまり気にしなくてもいいんじゃ?と思うんですが女性の方が年上だと気になるかもしれませんね。陽向さんも雨宮君には同年代のもっといい女の子がいるんじゃないかと悩むんですが、酔って雨宮君につい本音が出ちゃいます。その時のセリフと表情がめちゃ可愛いのです。そんな彼女に雨宮君が翌朝お味噌汁作ってくれるんですね~やさしいです。

全話良いですが、特にお気に入りはお味噌汁とロールキャベツの話です。漫画タイトル「恋とごはんと虹色日和」ぴったりですね。グルメ漫画ではなくごはんを通して2人の関係を描いていくのが良いです。この2人はくだらないケンカなんかしなさそうです。結婚後も仲良くやっていくでしょう、理想のカップルでした。末永くお幸せに・・。