30代になって読んだ面白かった少女漫画&ヒットしてても私は合いませんでした漫画
中学~高校時代は少女漫画読んでましたけど、その後しばらく離れてました。漫画自体の熱が下がってたのもありますけど、多分、少女漫画特有の恋愛キラキラ感についていけなくなったからですかね。まあ少女漫画の対象って高校生ぐらいまでなんで読まなくなるのも自然なことだったんでしょう。
でも最近になってまた少女漫画に手を出すようになって、”えー、面白いじゃん!”と。若干親目線で見てしまうことにも気づきましたが。
では、"30代になって読んだ面白かった少女漫画" & "ヒットしてても私は合いませんでした"漫画です。
30代になって読んだ面白かった少女漫画(連載中作品含む)
★日々蝶々(森下suuさん)
硬派なメガネ男子、最高です。川澄を好きと自覚してから積極的だったすいれんがいざ付き合い始めたらあれこれ考えてなかなか言い出せない、電話も出来ない、という女の子になるのもなかなかリアルだったんじゃないでしょうか、こんなに美少女なのに。"もうちょっと会話してくれ"とも思いましたけど、地味×美形の組み合わせカップルが多い中でもめずらしい似た者同士の恋はとても可愛らしいものでした。最終巻の番外編で川澄&すいれんの大学、専門校時代を期待したんですけど、なかったですね・・。いつかもうちょっと先に進んだ2人の番外編読みたいです。あと、すいれんの成長交えながらの親友あやちゃんの実らなかった恋の話も良かったです。
見た目はヤンキー頭脳は少女脳みたいな男の子とおとなしい女の子の話です。それぞれ当て馬が登場してやきもちやいたり、友達同士の恋の話があったり、あるある展開なんですけど、終始"かわいい~~"って感じで読みました。8巻でまとまってるのが良いです。映画化されるみたいですけど、奈緒ちゃん役の写真見て茶髪じゃないだろ・・と思いました。この手の学園モノって見た目を原作キャラそのまま再現しようとしなくてもいいと思うんですが。
高校生男子4人がメインの青春漫画です。楽しく読めました。千葉ちゃんとたいぞーが好きです。アニメもちらっと見たんですけど、つよぽん役の内山昂輝さんの声が脳内再生ボイスどんぴしゃでした。
序盤からの猛男と凜子の安定感といったら。最初から最後までこのまま結婚を想像させる安定っぷりでした。途中からは、この2人のラブラブ話より、砂川の好きになる子がどういう子なのかが気になってましたが、結局彼女できずに終わって戸惑いました。スピンオフで「スナ物語!!」が読みたいです。
★素敵な彼氏(河原和音さん) *連載中
同じ作者さんの「先生!」は当時本誌でちょっと読んでたんですけど、そこまでハマれませんでした。(最後どうなったかも知らない)「青空エール」(これも途中まで)もそうですけど、主人公キャラの一途で真面目すぎるところとか作品全体の"青春してます"という雰囲気になぜかのれなかったのです。しかし、「素敵な彼氏」はめちゃ面白いです!ののかのちょっとアホキャラも桐山の何考えてるのか分からないやる気なさそうな男子に見えてコミュニケーション力が高く何でもそつなくこなすキャラが良いです。この2人の会話内容も笑えます。4巻で彼氏彼女になりましたからね、これはダラダラ引き伸ばさず8巻ぐらいで潔く終わって欲しいです。
★恋わずらいのエリー(藤ももさん) *連載中
最初、オミ君が辛い過去抱えた闇男子なのかと思いましたが案外そうでもなくて安心しました。(私が思い浮かぶ少女漫画界最強の闇男子は「MARS」の零です)エリーが妄想ツイート知られた後も安定な変態ぶりで、それを素直に受け止めるオミ君が良いです。作者さんはオミ君をヒロインだと思って描いてるみたいですけど、間違いないです!ヒロインはオミ君。
★なまいきざかり。(ミユキ蜜蜂さん) *連載中
バスケ部を舞台にした年下のなまいき男子×年上の最強ツンツンデレ女子の話です。由希先輩の性格がブレないのが良いです。そしてたまに見せる先輩のデレには成瀬じゃなくてもやられます。バスケ部メンツのわちゃわちゃした感じも読んでて楽しいです。
★3D彼女 -リアルガールー(那波マオさん)
これもまた映画化されますけど、主役2人のキャスティングは完璧だと思います。少女漫画原作の映画は基本見ないですけど、これはちょっと見たいかも・・。オタクのつっつんが色々悩んでこじらせ発動しながらもなんだかんだ最後はストレートに色葉に想いを伝えるので男前だと思いましたよ。
ヒットしてても私は合いませんでした漫画
(あっほぼ全部映画化されてますね・・すべて途中で脱落しました)
恋愛少女漫画に30巻も読む時間は費やせません。恋愛青春漫画は長くても15巻ぐらいで収めてほしい個人的な願望があります。3巻ぐらいまで読みましたけど、序盤の高校生の友達作り話にあんまり興味持てなかったです・・。小学生かよって思っちゃいました。
★ひるなかの流星&椿町ロンリープラネット(やまもり三香さん)
この2作品読んで思ったんですけどね、私、キャラの環境設定がちょっとぶっとんでると作品にのれない、と気づきました。ひるなかの親が海外転勤、はまああるかもしれないですけど(いやでも母親が父親が心配だから子供置いてついてくって(-"-)子供の方が心配でしょ。同じ理由で「黒崎くんの言いなりになんてならない」もしかり)、椿町の方は女子高校生が赤の他人の20代後半?らしき男と同居なんて親も周りの大人も頭おかしいだろうが、ってなっちゃいまして。こういった設定が作品の世界とマッチしてたらいいんですけど、違和感拭えなかったのです。。例えばスポーツや勉強面での特待生ぐらいの説得力ある設定ならまだいいんですけど、昔からどうかしてんじゃないの設定(ママレードボーイ、グッドモーニングコール、最近だとL・DKとか?)は存在してますね。いや、少女漫画にそんなこと突っ込んでどうすんのって話なんですけど、椿町のふみは、大学生で家政婦バイトで作家先生のところに通う設定でもいいんじゃないのと思っちゃいました。あとひるなかの教師がすずめを"ちゅんちゅん"て呼ぶのが嫌です。絵柄も綺麗で男性キャラもカッコイイんですけどねぇ。同じ作者さんの「シュガーズ」は好きです。
多分、この作者さんの作風と私が合わないんですよね・・・他の作品もそうなので。絵柄もあんまり好みではないというのもあります。何だろう、人間関係における"わー、やめて、イタイイタイ!"と思わされるセリフや場面が結構あるからですかね。そこが魅力って点も理解できるんですけど。
主人公の女の子がなぜそんなにも幼馴染が好き、というか執着するのかがよく分からなかったです。いや続きを読んでいけばその辺りもしっかり描かれてるのかもしれないですけど。この実写化された映画、暇だった時に何となく見たんですけど、映画内でもどう考えても山崎賢人くんのキャラより坂口健太郎くんのキャラの子の方が魅力的でしたよ。
同じ高校のイケメンがいきなり地味な子に興味持ってつきあう話ですね、はい。