ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

2017年夏ドラマ感想 中盤編

コード・ブルー

安定した面白さです。次回はジャニーズの子にスポットあたるっぽいですね~この子は新人役3人の中で一番いいです。演技も一番しっくりきます。

ってそれより秋ドラマの話ですよ。秋からの月9ドラマキャストが篠原涼子さんと高橋一生さんっておお、いいじゃん!と思ったのもつかの間、"新米ママが市議会議員になって社会問題をぶった切る"っていう内容を知って、ハァ~こういうんじゃないんだよな・・・とテンション下がりました。すでにコレじゃない感満載です。今やってる「セシルのもくろみ」といい、主婦が突拍子もないこといきなりやり出しても何も面白くないし、主婦ママドラマにそんなこと求めてないんですよ・・・。あと、去年の小雪さんの「大貧乏」とか桐谷美鈴さんの「人は見た目が100パーセント」とか相葉くんの「貴族探偵」とか今回の真木よう子さんとか(すみません、全部見てませんけど)キャラの違和感満載のドラマ最近多すぎです。こういうギャップを違和感無く演技で見せられる感じの俳優さんてそういないと思うんですが(上から目線の文章)。

篠原涼子さんのドラマ、どういうテンションのドラマなんでしょう、コメディ?シリアス社会派?設定がどうでもよくなるぐらい登場人物たちが魅力的なことを祈ります。とりあえず1話は見るんだろうな、私。

ちょっと考えてみよう・・・篠原涼子×高橋一生で見たいのはどんなドラマか?

 

過保護のカホコ

高畑充希さんの演技の素晴らしさと言いたいことは全て時任パパと麦野君が突っ込んでくれる安心感があるので引き続き楽しく見てます。麦野君がもしカホコと付き合う気になってもそれは最終回だと思ってましたよ。

遊川和彦さん脚本のドラマ、私もそんなに沢山見ているわけではないですけど、最近夏菜さんが朝ドラの時に受けた批判について話をされていたみたいですが、あの、私は夏菜さんの純ちゃんは堀北さん演じる梅子より好きでしたよ。。あんまり落ち込まないで。。

 

◆僕たちがやりました

このふざけたノリについていけない人はついていけないだろうなあ・・・と思いながら見てます。本当にどうしょうもない奴らなんですけど、なぜか見れてしまいますね。賛否両論でもこういう面白いと思う奴だけついてこい!みたいな攻めと意気込みを感じられるドラマがもっと増えて欲しいです。あの榊原郁恵ママは能天気すぎやしませんかね(笑)

 

ハロー張りネズミ

なんかちょっと思ってたドラマと違う・・・かも・・・。私は瑛太森田剛君の息の合ったコンビが見たいんだ!剛君あんまり仕事してないじゃないか。深キョンも。オカルト話は東村アキコ先生オマージュ(ていうかまんま?)盛りだくさんだし、話も結構面白かったけど、個人的にはもうちょっと探偵事務所のメンツが活躍する話が見たいなあ。

 

◆あいの結婚相談所

山崎育三郎さんが気になったので見始めたんですけど、これ面白い。振り切ってます。山崎さんが突然歌いだしても何の違和感もありません。外見が王子様なのにとてつもない変人役がハマるってすごいですわ。あ、こういう人他にもいるわ…ミッチーだ!

 

青春のすべてがつまってました。 漫画「坂道のアポロン」

坂道のアポロン(1) (フラワーコミックスα)

小玉ユキさんの坂道のアポロンの感想です。2018年に実写映画が公開されます。

 

あらすじ

1960年代の佐世保を舞台とした転校生の主人公・薫の友情・恋愛・ジャズを中心とした青春物語です。(大分はしょってます)

 

絵柄について

落ち着いた絵柄の雰囲気がこの60年代の田舎という舞台と合っているなあと思いました。あとヒロイン律子のそばかすがかわいいです。

 

全9巻+番外編1巻の感想

私はこの時代生まれていませんしジャズも全く聞かないですが、それでもすっと作品の世界に入り込むことが出来ました。薫・千太郎・律子を中心にくり広げられる友情と恋の物語は、当時こういう高校生達きっといたんだろうなあと思わせるぐらい魅力的で、でも胸が痛くなるような青春物語でしたよ。

 

最初、薫が少し人を見下すようなひねくれちゃってる感じの子かと思いきや、律子に速攻恋に落ちてからはなんだ可愛い子じゃん、と一気に好きになりました。しかし、薫、千太郎、律子、百合香、と最初みんな片思いですね。薫は千太郎との出会いを通してジャズにはまっていき、どんどん感情豊かになり恋愛でも積極的な面を見せるようになっていきます。百合香は、あんなに情熱的な子だとは思わなかったです。番外編にあった淳一と上京した後の話もとても良かったです。

 

個人的には、薫と千太郎がそれぞれ自分の家族と向き合う話が印象に残りました。特に千太郎の複雑な生い立ちと育った環境には胸が苦しくなります。事故後の失踪する展開には、えーーーいなくならないで~~と思いつつでも千太郎がそうするしかなかった気持ちも分かるし・・・その後薫は喪失感抱えながら大学生になり医者を目指しますけど、この期間の律子との関係もリアルだなあと思いました。最後は、お見事としか言いようがありません、素晴らしいラストでした。

 

テンポよく色々な出来事が起こるし、ドラマチックな話が続くんですけど、キャラ達のモノローグ、セリフ、表情はゆっくり丁寧に描写されている印象でとても共感できました。あとジャズシーンは、この子たちの演奏聞きたいなあと思いましたよ。これが全9巻に収まっているところも素晴らしいです。青春の全てがぎゅっと詰まっている作品でした。

 

実写映画も気になりますが、アニメを見てないのでそっちを先に見たいなあと思いました。あと同じ作者さんの「月影ベイべ」も完結したので読むぞ!

ただの面倒くさい奴じゃありません。漫画「湯神くんには友達がいない」

湯神くんには友達がいない 1 (少年サンデーコミックス)

佐倉準さんの週刊少年サンデー連載作品湯神くんには友達がいないの感想です。最初タイトルを読んだ時、「君に届け」の爽子みたいな友達欲しいのに出来ない超地味男子の話かな?と思ったんですが、全然違いました。大人が読んでも面白いです。小・中学生にほんと読んで欲しい!

 

あらすじ

成績優秀で野球部のエースそして顔もイケメンの部類にはいる高校生男子・湯神くんと彼に振り回される人たちの学園コメディです。

 

絵柄について

女の子が可愛いです。女性にも受け入れやすい絵柄じゃないでしょうか。

 

11巻までの感想

1巻読んだら「うわ・・面倒くさい」とほとんどの人が思うでしょう。本当に面倒くさい子です。友達なんていらない、無駄なこともやりたくない、俺は自分のやりたいことをやる!って言葉だけで見るとカッコイイですけど、それ突き通すと周りが引くこともあります。周りから自分がどう思われようが気にしないんです、この子は。でも相手がどう思うか想像できない子でもない。なんだかんだ言って面倒見が良いし(犬&亀&ちひろちゃん限定で)、親切だし、はたから見てる分には(※ここ重要)いい!清々しくていいよ!と思いながら読んでます。

 

ヒロインのちひろちゃん含め周りのキャラも実際いるよねこういう子・・・というキャラが多いです(クセ強い変なキャラも結構出てきますけど)。ちひろちゃんと香織ちゃんの最初の頃の関係なんて、うわぁ・・・この作者さん男性と思っていたけどこの辺りで女性っぽいな?と思いました。まあ別にどっちでもいいんですけどよくこんな女友達にありがちなビミョ〜で複雑な黒い部分うまく描けるなあと感心しました。ちひろちゃんのキャラは大好きです。面倒くさいことはあんまり深く考えない性格とか。引っ越し続きで友達がなかなかできないと悩んでましたが、湯神くんが起こす騒ぎに巻き込まれていつのまにか友達できたし、本当よかったね・・・。

 

で、湯神くんとちひろちゃんの関係が気になるところです。湯神くんがちひろちゃんのことを"あなた"って呼ぶのもいいです!この2人の距離感が本当に素晴らしいです。恋愛要素が欲しいとは思わないけど、でも湯神くんにとってちひろちゃんは周りの女子とは明らかに違うので。というか今高校3年生ですけど卒業して終わるんでしょうか。

 

湯神くんが実際いたら・・・友達?彼氏?旦那?いや無理だな・・・。あ、会社の先輩だったらすごくいいんじゃないかな・・・後輩だったら多分ムカついてしょうがない気がします(笑)。そして門田くん。きっとこの先湯神くんと同じ大学入って、同じ会社入社してずっと周りから湯神くんをフォローする役目になるんだろうなと思わせる不憫な門田くんも好きです。

 

 

12巻、13巻の感想

kansou-kumako.hatenablog.com

 

 最終巻の感想

kansou-kumako.hatenablog.com