ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

最近観た映画の感想  インド映画オモシロ!

私が映画館で観たいと思う映画のジャンルってアクション、宇宙モノ、SF、サスペンス、ホラーとかですかね。観に行きたくてもなかなか行けないんですけどね。人間ドラマ、コメディ、恋愛モノなんかは家がいいと思っちゃいます。

最近というかここ半年以内に観た作品をいくつかピックアップしていきます。

 

◆「百円の恋」(2014)

安藤サクラさんの演技がもの凄く良かったです。彼女は素人目に見ても今の30代女優の中では別格の演技する人だなと思ってます。ゲスコンビニ店員にホテル連れ込まれるところとか嫌悪感MAXでしたけど、最後のボクシングシーンは見入っちゃいます。ダメダメな人が奮い立つ瞬間を見たという感じです。一子のこれからを応援したくなりました。見てよかったです。

 

◆「箱入り息子の恋」(2013)

これ見たの1年ぐらい前なんですけど、ふと思い出したので。星野源さんが逃げ恥出演決まった時"また童貞役か"なんて思いましたけども、この映画でもとっても似合ってました。お互いが好きになっていく様子が微笑ましく、"うまくいってほしい"と思わせるカップルでした。牛丼屋の夏帆さんのシーンはほろっときます。2度目の怪我はちょっとやりすぎじゃない?って気がしないでもないですけど、そしてこの先もすんなりうまくはいかないだろうなあと思いながらも最後はハッピーエンドと私は捉えました。

 

◆「アイアムアヒーロー」(2016)

原作はかなり前ですが、アウトレットモールのあたりまで読んだ気がします。めちゃくちゃ面白かったです!超切羽詰まってる場面なのにぷっと笑えるセリフもありましたし。ラストの銃撃シーンは圧巻です、スカッとしました。最後有村架純ちゃんがもっと怪力発揮して活躍するのかなと思ったんですけど、まあいいや、大泉洋さんは漫画の英雄そのものでした。

 

◆「シン・ゴジラ」(2016) 

大ヒットしてたので観ました。集中力が試される映画でした・・・。"えっ今何つった?"とか"あれっ今のって俳優の○○!?"の繰り返しだったような?ゴジラが想像以上にキモくて素晴らしかったです。そういえばゴジラ映画初めて観ました。

 

◆「きっと、うまくいく」(2009)

初のインド映画です。3時間ぐらいありますけどあっという間です。劇中歌がしばらく頭から離れませんでした。あらすじも全く知らない状態で見たんですけど、コメディ作品と思いきやいきなり自殺シーンがあったりして、インドの社会問題も盛り沢山詰め込まれてました。良かったです!というか視聴後wikiとか見てたら、え?主演の俳優さん当時44歳?マジかよ!?(゜ロ゜)ってなりました。3人とも大学生にしか見えなかったですよ。

 

◆「ドントブリーズ」(2016)

ホラー映画なんて何年ぶりでしょうか。”もうやめてくれ!”と思いながら観てました。ホラーは特に好きでもないんですけど、これ評判良さそうだったので。じいさんが女の子を妊娠させようとするくだりなんか吐き気がしましたわ。"え、どうなるの?どうなるの!?"が最後まで続いたので面白かったんだと思います。

 

◆「(500)日のサマー」(2009)

これ、女の子側視点の映画だったらきっとつまんないだろうなと思いました。こりゃ惚れるわ~でも、やめとけやめとけ、あんたには絶対手に負えないよ・・ほーら、やっぱりね!って感じでした。

今どんなドラマが見たいか考えてみました。 漫画の実写化希望編①

漫画の実写化って意見分かれるところですけど、私はどっちでもいいという考えです。そんな私がこの実写版ちょっと見たいかも?と思った作品を挙げていきます。

 

高台家の人々森本梢子さん)

高台家の人々 1 (マーガレットコミックスDIGITAL)

完結済みの漫画です。すでに映画化されてますが、正直いってとても面白くなかったので、ドラマ化希望です。ちょっと愚痴書いちゃいますよ。この作品のキモって主人公木絵の妄想です。漫画だと声出して笑っちゃうぐらいなのに、映像化された妄想は笑えなかったです。あと、映画中盤以降のシリアス展開にはガクっときました。リアル感出したくて木絵がうじうじ悩むようにしたんでしょうけど、そこから抜け出す過程も理由も薄っぺらく感じました。茂子と和正の描写も中途半端だし、ドラマでキャラそれぞれにスポット当てつつ結婚話を進めていく話が良かったんじゃ?ドラマ化するなら映画「変態仮面」&「銀魂」の監督さんでお願いしたいぐらいです。木絵の妄想は原作通りじゃなくてもよし!おもしろければいいんじゃ!パロディとギャクぶっこんでコメディに振り切って欲しい、それでいて少しほろっとするシーンがあれば。ほろっとするシーンでも基本笑えました、原作は。

 

勝手にキャスト妄想

木絵:多部未華子さん

光正:岡田将生さん

茂子:広瀬アリスさん

和正:吉沢亮さん

 

3兄姉弟は年齢と顔面偏差値でこうなりました。岡田将生さん、美形なのに王子様キャラの役ってほとんど無いんじゃないでしょうか。へタレか熱血役が多いイメージなので、王子様キャラちょっと見てみたいですね。茂子は、私が思う20代前半~半ばぐらいの超美人かつ幼い雰囲気も持つ可愛い人が他に思いつきませんでした。木絵は万人に受ける可愛さではなく地味で暗そうだけど深く付き合ってみると超面白くて味のある可愛い子、そんな感じを多部さんなら見事に演じてくれるはずです。

 

★リクエストをよろしく(河内遙さん)

リクエストをよろしく 1 (フィールコミックスFCswing)

簡単にあらすじですけど、売れないお笑い芸人コンビの片割れが突如放送作家の道に進み、相方をラジオ業界へ半ば強引に連れ込みます。相方は流されるままにラジオの世界に足突っ込んでいきますが、もちろんトントン拍子でうまくいくはずありません。まだ2巻しか出てないですけど面白い!これは実写で見てみたいかも?と思いました。そういえば、お笑い芸人主人公の実写ドラマと言えば最近「火花」(又吉直樹さん)も見ました。すごく原作に忠実だし登場人物もイメージ通りだったと思います。

ん~颯太役は誰がいいかな・・。

 

★スローモーションをもう一度(加納梨衣さん)

スローモーションをもう一度 1 (ビッグコミックス)

最近の恋愛ドラマ・映画って病気とか犯罪とか家庭環境に難ありとかSF入ってるとか障害のあるものがほとんどな気がするんですけど気のせいですかね。その方が盛り上がるからですかね。そういうのはもういらんのです(っていうほど見てないですけど)、障害がない面白い恋愛ドラマが見たいです。ただジリジリと距離を縮めていく友達以上恋人未満の様子を丁寧に描くだけでもものすごく面白いと思うんですが(逃げ恥がいい例)。キスシーンとかもなくていい。「セトウツミ」っていう青春映画ありましたよね、菅田くんと池松くんがしゃべってるだけの映画。"壁ドンしない、部活しない、ケンカしない"ただしゃべるだけの青春。Amazonプライムで見たんですが、この2人はすごく青春してました。大きな出来事がなくても面白いものは面白いです。

この「スローモーションをもう一度」、’80年代のアイドルやアイテムなどが沢山出てくるので、おじさんおばさん層も取り込める高校生恋愛ドラマになるんじゃないでしょうか。女の子側が恋愛に一歩踏み込めない理由としてお父さんが失踪しているという環境設定ではあるんですが、実写化するならこの設定をとっぱらってもいいぐらいです。二人の関係をニヤニヤしながら見守りたいですわ。

 

勝手にキャスト妄想

大滝:健太郎くん

薬師丸ちゃん: ・・・思いつかない!

 

健太郎くんは、ドラマ「私、結婚できないんじゃなくて、しないんです」に出てて知りました。で、薬師丸ちゃんですけど、思いつかないですわ。10代の女優さんあんまり知らないってのもありますけど、スレンダー美少女ではないんですよね、この子は。ぽっちゃ可愛い感じです。10代の女優さんってほとんどがスレンダー美少女じゃないですか。とりあえず20歳以下の俳優コンビにやってもらいたいです。

 

 

新人の頃を思い出します。 漫画「西荻窪ランスルー」

西荻窪ランスルー 1巻

ゆき林檎さんの西荻窪ランスルー」の感想です。作者さんはBL出身なんですね。最近、BL出身の漫画家さんの作品がすごく面白いと気づきました。BL作品は今まで興味なかったんですけど、ふとちょっと手を出してみようかと思い中村明日美子さんの「同級生」シリーズだけ読みました。その感想はまた別の機会に・・・。

 

あらすじ

高校卒業後、アニメ制作会社に入社した地方出身の女の子がアニメーターを目指します。上司、先輩、同期、他部署の人らもスポットがあたります。

 

絵柄について

この作者さんの描く男の人ってすごく色気あるなと思いました。女の子も可愛い。

 

3巻までの感想

最近TVでアニメーターの薄給と激務がクローズアップされてるのを見たんですけど、ちょっとびっくりしました。漫画内でも給料の話が出てきます。

 

私は新卒で入社した会社に約8年いたんですけど、さすがにここまでの激務ではなかったですがそこそこ忙しい職場でした。トラブル処理に追われて泣きながら深夜1時に帰ったこともあり、土日は1歩も家から出ず寝て終わる週末も何度もありました。私は主人公の咲と違って、特にやりたい職種ではなくただ内定もらえた会社に入社したんですけど、一応専門職と言ってもよい職種で採用されたので”入社したからにはこの仕事しっかりできるようになりたい”という思いはありました。咲のこの仕事を突き詰めていきたいという姿勢はすごく当時を思い出します。残業は大変でしたけど、上司や先輩には恵まれていたと思いますし、自分に任される仕事が増えていくのはやはりやりがいも感じました。あと、一緒に大変な思いをして仕事する同期は同志みたいな感じもものすごく理解できます。仕事の愚痴や悩みは同性の同期が一番の理解者ですよ・・・。

上司、先輩、同僚、去る人目線からの話もとても興味深いです。3巻に出てくる今野くんの話なんて胸が痛くなります。でもこれが現実なんでしょう。仕事における求められる「センス」って何も芸術的なスキルじゃなくてもある話だと思いました。というかこの今野くんが追いつめられて”隕石が落ちて全て消えてなくなればいいのに”と思うシーンがあるんですけど、ここ読んだ時、わー!!あったあった!!私も思ってた!!!ってなりました。細かく言えば私は”夜寝てる間に爆発が起きて会社の建物がなくなればいいのに”と何度か思ってました。今野くんに比べたら規模が小さいです。でも追いつめられるとこういう思考になります。

他にも書きたいエピソードはありますが、このあたりで。アニメもたまに見るようになったのでこの漫画に興味持ったのですが、好きなお仕事漫画です。

 

あとこれだけ言わせてください。一之瀬先輩についていきたいです。でも友達にはなれないタイプだな~。「働きマン」のゆみちゃんを思い出しました。