ただ言いたいだけです。

十数年ぶりに漫画熱が復活した昭和生まれ。主にドラマと漫画のネタバレありのスカスカな感想をたれ流すブログです。

ドラマ「his〜恋するつもりなんてなかった〜」3&4話感想 これ映画で観たい。

 

え、次が最終回!?

 

 

4話、なかなかカオスだったな…

全5話とのこと。これ、1本の映画で観たくなってきました。

 

3話で女の子二人が動き出しました。二人ともかわいらしい高校生ですがやっぱり3話で印象に残るのは夕日見ながらの二人のシーンでしょうか。美しすぎます。

 

渚が読んでいた小説「太陽がいっぱい」私は読んだことないのでざっくりあらすじ調べてみました。この内容が4話の迅が言う「演技し続けるとどうなる?」に繋がるのかな、と。渚が渾身の勇気振り絞ったであろう、男が男を好きになるってどう思う?の問いに対する迅の返し、良かったです。

 

渚が気持ちにフタするというか、もうワケわかんなくてテンパって千歌にキスしたところで終わった3話。

 

 

4話でなんとなく付き合うことになったものの、迅への気持ちは抑えられなくなり…てな感じでしたが、4話は渚と迅が一緒のシーンが秒で終わったので少々肩透かし食らいました。

 

ところであのカラオケ屋の男子、どういうこと!?渚と面識ないはずだし、シャンプーの匂い嗅いでる奴はみんな好きな人思い浮かべていると思ってんのか笑。ちょっとここホラーでした、笑ったけど。

 

迅の渚に対する気持ちはまだ友人の域を出てないように感じるのですが、マジであと1話どうやって終わるんでしょう。尺が足りない…もっと渚と迅のシーン下さい。

 

そういえば千歌の両親が彼氏出来た娘に避妊具渡すという最近の日本のドラマではなかなか見ないシーンがありました。昔のドラマの方がこういうあけっぴろげなシーン見かけた気がするのですが、でもいつも娘の親が多い気がする…男子を持つ親が渡すとかもあっていいと思うけどな…ともふと思いました。避妊はほんとに大事。話がずれましたが、最終話楽しみです。

 

 

◆追記◆

2020年に映画化決定しているみたいです。ドラマの焼き増しじゃなくて続編でやってくれるのかな?

 

 

 

 

 

映画「愛がなんだ」感想 仲原っちに幸あれ…(泣)

 

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風邪ひいている時に味噌煮込みうどんはどうかと思うんだよ…。 

仲原っち!!幸せになってくれ。

 

 

ネタバレ感想(原作未読)

 

 

 

恋愛映画は映画館では観ない派なんですけど、現在放送中のドラマ「his〜恋するつもりなんてなかった〜」が非常に良いので同じ監督が手がけてらっしゃるという本作にも興味が出てきて観てきました。痛いシーンが多いのに笑えてきてしまう、人によってはグッサリくるであろう恋愛映画でした。朝ドラ「まんぷく」を見届けてそんなに経ってないので姉妹(岸井ゆきのさん&深川麻衣さん)が非常にリアルなアラサーを演じているのにもおお…と見入ったし、登場人物全員すごく良かったどころか演技じゃないよねこれ!?と思うぐらい上手すぎて心の中で拍手。

 

 

ちなみに私が登場人物で一番自分に近いと思ったのはテルコが勤めていた会社の同僚です。どっかテルコのこと小馬鹿にしている部分多少あるのです、恋愛が生活の主軸になる人よく分かんねぇ…そんな奴ばっかだったら世界は確かに回らない。けど"羨ましい"と言っていた彼女に嘘は無いはず。ここ妙に共感してしまったシーンでした。

 

 

まず冒頭に風邪ひいたマモちゃんのために味噌煮込みうどんを作る女、テルコ。すごいです、この味噌煮込みうどんというアイテムだけで(製作に名古屋テレビ放送が関わっていたのもあるかもしれませんが)テルコが暴走気味なおなごであることが超伝わってきました。相手が何が欲しいか確認せず自分が良いだろうと思ったこと、自分がしたいことをひたすら行動に移す女、最後まで貫いてました。あと缶ビールの銘柄や湯葉のくだりとかパスタとか食するものでそのキャラを表す場面が結構あり、面白かったです。

 

動物園で、マモちゃんが33才になったら象の飼育員になる云々って言ったところでテルコが突然泣き出すというメンヘラ女の真骨頂を見せるシーンで、私はああ、虚しくなったんだろうな、と思ったのです。しかし!テルコは33才以降に飼育員やってるマモちゃんと一緒にいる自分を想像して嬉しくて泣いた、と。

  

そうなの!?( ゚д゚ )  このオンナには敵わねぇ。そして岸井ゆきのさんは可愛い。

 

テルコのマモちゃん中心に全てを回すあのパワーには凄いけど疲れる…と思いながら観てました。何となくRADWIMPS の歌詞に出てくる恋愛に幻想抱きすぎ男とおんなじ匂いが若干するというか(個人の意見です)。例えば「告白」っていう曲、とっても良い曲なんですけど、"ふたりで一緒に風邪をひこうよ"ってフレーズが出てくるのです。私は初めてここ聴いた時ハ〜?そんなんヤダよ何言ってんだ、となりましたが、テルコは一緒に風邪をひきたいって思ってそうだなと。そんなイメージです。いやプロポーズ曲だから比喩ってのも分かるんですけど。

 

でも彼女のベースは超受け身な姿勢は自分にも重なる部分がちょっとだけあったりもして。私が18才で観てたらきっとよく分からない映画だったと思います。28才だったらテルコ重い馬鹿じゃねえのって葉子さんと同じこと言ってる気がします。30代で観た今結局他人には分からない(by仲原っち)って言葉がしっくりくる気がします。そして年重ねてくるとあの銭湯のおばちゃんが言うように色々忘れていくのです本当に。でもまだ28才のテルコはそんなんうるせェバカ、でいいと思う。

 

 

成田凌さんのどこか憎めないけど全てがペラッペラのペラく見えたマモちゃんも、深川麻衣さんの葉子も、江口のりこさんのすみれさんもめちゃくちゃ良かった、本当にこういう人多分いるよなって思わせてくれて最高だったのですが、一番持ってかれたのは若葉竜也さんの仲原でした。コンビニ前でテルコと話している時とラスト葉子さんに写真見てもらった時に見せた表情がヤバイヤバイ。がんばった〜〜(泣)

名前は知っていたのですが若葉さんの演技まともに見るの初めてでして。(「葛城事件」気になってたけど結局まだ観てない…) もっとドラマとかにも出てくれ〜〜頼む!!

 

 

恋愛してる人間はみんなどこかキモいと思っているので自分の中にもテルコもマモちゃんも葉子も仲原もいたな昔…と終わった後主題歌聞きながら遠目になってました。これ続編なんて絶対ないと思いますが仲原主人公でもうちょっと先観てみたいな、とも思いました。

 

 

 

 

 

 

kansou-kumako.hatenablog.com

 

 

 

 

 

ドラマ「his〜恋するつもりなんてなかった〜」2話感想 恋に落ちるってこんな感じだ。

 

 

 1話感想

kansou-kumako.hatenablog.com

 

 

いや面白い。

今期の覇権ドラマになりつつあります、私の中で。

なんなんだ、このドラマ。高校生の青春ドラマなのにアラサーより上の世代を狙い撃ちしているぞ…

クロムハーツケータイ小説mixi、と絶滅しつつある懐かしワードがわんさか出てきてああそうだった2006年の話だったこのドラマ。渚の彼女、めっちゃ浜崎あゆみ聴いてそうな当時のギャル過ぎて満点でした。渚がケータイ小説は小説と認めねえって言ってんのめちゃくちゃ良かったです。

 

とにかく渚役の倉悠貴くん、迅役の草川直弥くんの演技がスンバラシイです。演技だけでなくカメラワークや演出も良いから演技が更に自然にみえる、てな感じでしょうか。渚が迅と話している時だけ見せるフッと溢れる笑顔がスーパーウルトラ良いです。ああ、恋したんだねと言いたくなる顔。そして、終盤の迅が鍵取ってあげてるシーンで迅も笑顔になってるの、少しずつ渚のことなんだこいつ→素っ気ないけどいい奴、みたいな感じで気を許しつつあるのが伝わってきました。

 

2話で渚は付き合ってるギャルと別れ話するのに迅を連れていくのですが、ここは非常に高校生っぽいのに別れる時に言うセリフが結構大人びた印象でそのギャップがまた良い。渚の方から付き合ってと言ったのは意外と感じたのですが、これは女の子と付き合って(セックス)できるか確かめるために付き合ったって感じなのかな、と。

 

気になる人の背中、匂い、寝顔…と思わず見てる側が恥ずかしくなるんですけど恋に落ちていく心情を言葉でワチャワチャ語らずに魅せてくれるドラマってあんまり無いのでかなり新鮮です。あと音楽。劇伴もエンディング曲もドラマの世界観と超マッチしてます。音楽も物語を構成する一部と思って観ていますが、好みです。

 

 

このドラマはなるべく感想残していきたいと思います。